☆★ き.に.な.る.ニュース ☆☆2018. 4▲戻る 寒い冬が去り、春が駆け足でやってきました
花見を一週間早めれば良かったですね・・
2018. 4.30 レーコーの季節がやってきた

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「レーコー」という言い方は、大阪だけのもの、と思う。近頃ではあまり聞かない。学生の時、大阪の友人が東京に遊びに来た。その時、喫茶店で「レーコー」と言って注文したが通じない。「コーラですか?」と聞き返された。アイス珈琲と言い直したが、「あかんな、東京は!」と友人は嘆いていた。実際に大阪は、洒落ッ気が強く、はやり言葉を作るのが、上手である。今でも、レモンスカッシュは「レスカ」って言うのかな?文化や芸術においては、上方のほうが江戸よりも発想は豊かであったし、今でも上方は文化の拠点となっているが、経済・金融やマスコミでは、東京が一人勝ち、一点集中していることは、国家形成上は望ましくなく、経済拠点をいくつかあったほうがいい。もし関東大震災のような自然災害があれば、日本は沈没する。
2018. 4.29 波乱の"平成"昭和の日

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平成があと1年となった。オカシイもので「平成」となって、ベルリンの壁が崩れ、東西冷戦が終わった。皆平等「平たく成る」と、日本が元号を変わったとたんに、世界が地響きを轟かせて、どんどん変っていった。社会主義・共産党は壊れ、NY貿易センタービルテロ、イスラム国難民、EU統合と脱退、非自民政権が2回、自社連立が1回、大きな地震が4回、サリン・オウムのポア騒動、銀行金融機関は統合合併解散でメガバンクは3つ。平成時代は、前半は昭和の清算、後半は真実が表に出てくる時代、言わば"下克上"で、現在も続いている。世界の動きは、日本の動きに合せたように、今も波乱の様相である。平穏であることを願うが、次の時代はさらに揺さぶられ、波涛の時代が続くのでしょうか?
2018. 4.28 華麗なる勘違い??

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サラリーマンを50半ばまで続けて、退職して、仲間や後輩、また家族に応援されて独立開業をした、という知り合いも何人かいる。水商売に転職した者もいるが、世間はそんなに甘くはない。今までであれば、会社の信用で、何千万、何億のお金を動かしていたが、今度は仕入はすべてキャッシュ、その金額を用意しないと取引はしてくれない。大手に勤めていたからと言って、信用で商売ができることはない。また、社長で発足し全力で働き、ハタッと気がつく。周りを見ると次の社長は育っていないのだ。つまるところ、社長をリタイヤすることが出来ない。大会社であれば、いくらでも後任が湧いてくる組織になっている。一旦、外へ出て独立すると、そこが理解し難いらしい。
2018. 4.27 仏陀との比較

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ニーチェによれば、仏教のほうが成熟している宗教だと論じている。ニーチェに出くわしたのは、適菜 収という作家・哲学者のエッセイである。適菜氏は、新潮45に執筆する若手論客である。ものごとの視点の軸が違い、私にとって新鮮であった。ニヒリストとの接触はこんなものかと改めて痛感した。キリスト教は、すべての弱い者に味方して、あらゆる下層民が教会に集まって巨大な権力を生み出した。民主主義もこの流れで、弱い自分たちこそが善で、強い敵は悪という発想です。毎日お祈りをして、なぜか己を憎悪し、罪?を認め自己批判をして、他人に善を尽すことが良しとされた。なぜか変でしょう?親鸞さんのほうが自由でいい。
2018. 4.26 また、また合流??

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そんなことをしていたら、民進党が「民進党」でなくなる。同様に、希望の党が「希望の党」でなくなる。昨年秋の総選挙は何だったんでしょうか?分かれた党が、なぜにまたくっつくのか?日本の国会議員というのは、そんなに軽〜いものだったのか!情けないですね〜。自ら政治家が利害や思惑で暴走して、国民を巻き込むなんてもってのほか、政治家は、国民・社会や共同体を守るのが仕事でしょうが〜。また選挙を睨んで、再編されるのでしょうね〜。政府がぐらついておれば、与党も与党、野党も野党、歯切れが悪い。中道右派、中道左派という二大政党になれば、形はイイのですが、ゆるぎない主義主張が難しいですね。だから、野党は、何でも反対するか、揚げ足をとるしか手はない。ホンマに情けないです!
2018. 4.25 とっておきのお茶と共に、

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トキメキを覚えながら化粧箱に入っているお菓子を出した。金覆輪(きんぷくりん)、輪の字が旧字体、裏ごしした餡でしょうか、センターに金箔が乗ってある。家内が包み紙の材料を見て、『手芒豆、卵黄や栗の実など新鮮な素材に・・・、真ん中には特別大粒の柔らかな栗を十勝小豆で包み・・・』とか言っている。端を三日月に切って一口、舌ざわりは滑らか、甘さは上品・・・エエ感じの和菓子だ。あずき餡が美味しい。ネットで売っている所を探すが、この「菅屋」さんは本店と山本店の直営のみ。阪急電車に乗って買いに行くしか手はない。お値打ちの一品だと思います。
2018. 4.24 韓国は、北に呑み込まれる?

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大韓民国は、西側諸国に属しているが、大手の財閥はすべて外資が蝕むグローバル企業で、きわめて優秀な学生しか就職が出来ずに、普通の人から見れば、非常なる反発がある。世論調査では、若い層は冷ややかで国家社会主義を支持していて、牽引する企業がグローバル一辺倒で、韓国の資本が流出し、優秀な人材が手なずけられている。この平昌五輪が契機となって、朝鮮民族に火が点きナショナリズムが台頭してきている。同じ民族と民族が、という話の中には、アメリカも中国、まして日本も間には入いることはできない。先の大戦で、独・ベトナム・半島が分離したが、残るは朝鮮だけである。歴史から見れば、戦争か、大国の崩壊が起きれば、南北は必ずや統一される。日本は脱出先の受け皿となりうるのか?それとも崩壊か?
2018. 4.23夜の女たち

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昭和23年 松竹映画、田中絹代が戦地から帰る旦那さんを待つも、戦死の報せ、仕方なく勤めに出るが、その社長が曲者。ダンスホールで働く妹とも関係を持つ、いかがわしい商いで御用となってしまった。是非、この溝口健二監督作品は残しておきたい。戦後の殺伐とした、またムチャクチャ迫力のある生き様を描く、大阪の人間たちである。心斎橋、御堂筋、中之島が撮影されている。戦後73年、戦争の記憶が完全に日本国内から風化しつつある今、終戦という言葉も化石となって聞かれなくなった。「あんじょうしたる!」は忘れかけていたセリフ。
2018. 4.22 金融機関の再編?

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みずほ銀行は、昨年から「オールみずほ」と言い出したし、三菱東京UFJが名前を変えて、東京が取れて、三菱UFJとなった。今年はさらなる銀行再編が訪れるのではないかと予感する。いつまでも金利ゼロというのもオカシイ話で、景気が良くなるのであれば、当然のこと金利も上昇するのが常で、株価が上昇すれば円高になって、輸入業者やエネルギー関連は潤うはずだ。ところで信用金庫とお付き合いをして10年以上経ったが、やはり信金は中小企業を相手にしているというのがよく理解できる。同じ目線で話ができる。講演会やセミナーのコンセプトが我々中小企業向けで、大企業向けではない。ところがメガバンクのそれは、理解は出来るが話が大きすぎて、実務での応用は出来ない。上から見ている感じ・・・
2018. 4.21 都をどり

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華やかな都をどりを久しぶりに観た。祇園の歌舞練場は修復中で京都芸術劇場での公演である。お茶席は京都らしいと思う。かつて、カメラを持って神社仏閣を回ったことがある。湯豆腐や水炊きなど京風のおばんざいはイイが、小料理屋さんに入っても、土産もの屋さんに入っても、何か落ち着かない。なぜか?それはほとんどの場合、京都で宿をとることがないからかも知れませんね〜。大阪・京都という、中途半端な距離なんでしょう。今までに京都で泊ったのは3回だけですね〜。ところで、京都市内は、建物の屋上の広告や縦長の看板が外され、色合いなどが条例によって規制されている。ランドマークがなく戸惑うでしょうね〜。
2018. 4.20インディアン ウソツカナイ

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西部劇の映画には、インディアンがよく登場する。スー族、コマンチ、シャイアンなど、名前だけは頭に残っているが、どの先住民族が穏やかで、どれがどの辺りに住んでいたなどは、知る由もないが、それらの情報は、ほとんで白人を通じての情報である。インディアンは、頭の皮を剥ぐとか怪奇な風習があって、非道極まる、「インディアン、ウソツカナイ」などは、作られた印象操作かも知れない。白人社会が、自分たちに都合のイイように作り上げたインディアン像のように感ずる。『人種差別をする社会を描き、諍いが生まれる。そこに英雄が登場して、インディアンを助け、差別はいけないと説く。そして、結末はインディアンの娘と世帯を持つだろう、というところで終わる』。150年が経っても、現実はそんな理想社会ではない。
2018. 4.19 防水窓

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阿波座の交差点に大阪メトロの阿波座事務所がある。その窓は防水壁が備えてある(写真左)。西区は海抜0mのところが多く、幾度も高潮水害に襲われたことがある。その安全対策での防水壁だと思うが、このビルの中には何があるのだろうか、大切な機械が設置されているとか・・・。昭和36年(1961)には第二室戸台風によって床上床下浸水した。(写真右はあみだ池筋が浸水した様子)
2018. 4.18 グルメ番組

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食べ物屋さんへの訪問の番組が多い。しかもアポなしでタレントとカメラが厨房まで押しかけ、シェフが捌くところをよく見る。な〜るほどと思うし、秘伝のタレ、出汁などアイデア・メニューには興味がそそる。何出汁やろう、そこまで時間をかけているんや〜、へーエ、と感心はする。そんな中で一番に気にするのは、シェフの指先である。特にツメの手入れがキチンと出来ているか?が気になる、ツメが伸びていたり、ツメの間が汚れていたり・・・。炭火を使う厨房では致し方あるまいと思うが、いくら備長炭を使っていても、この店は?と思う。石鹸で洗えよ!料理人のプロ、カメラマンもプロ、制作編集するスタッフもプロなんだから・・・。
2018. 4.17 地下鉄に乗って

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♪ねえ君、何を話してるの〜 だからさ聞きとれないよ〜 もっと大きな声で、もっと大きな声で〜 でなけりゃ 次の駅にとまったら 走り出すまでの あのわずかな静けさに話そうか〜 今 赤坂見附をすぎたばかり 新宿まではまだまだまだね〜/軽やかな旋律と話しかけるような口ずさむ「猫」のヒット曲である。地下鉄丸の内線に乗車したその情景を即興で演奏したという。苦し紛れなのか着眼点がユニークである。今では冷暖房が行き届いていて、窓を開けたりはしないが、私の学生時代は冷房はなし、実際にレールと車輪が摺れて軋む音が車内に響いていた。霞ヶ関で乗り換えて茗荷谷までよく行ったものだ。
2018. 4.16 住民投票の是非

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正直な話、合区をして特別区にして、地方自治ができるようになると、一体どうなるのか?「このままでエエやんか〜」と思う人がほとんどである?3年前の5月に否決されているのだから、それをまた住民に問うというのも、身勝手な話で、行政側が追い風を作ってその風の勢いで投票に臨むという魂胆がまる見えである。エエことばかりを並べ立てる投資会社のうまい話と同じ、とりようによっては詐欺まがいである。いずれにせよ長期ビジョンがない行政マンのやることで、極めて残念である。万博招致、G20の順風に乗って、住民投票なのでしょうか?あーあ、大阪の選んだリーダーが、これか〜!ところで、安倍首相が、大阪に来て「都構想には反対」を表明した。肝入りの都構想に逆風が吹き始めた?
2018. 4.15 無理やり、正義の戦い?

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アメリカという国は、同じ色に染まることは歓迎するが、イスラムや中華思想の国は、異文化なので許せないし、また"民主主義"でない国は信用しない、という括りがある。米国の唱える自由主義であれば、何教であっても、宗旨が何であれ、何人(有色)であれ、独裁国であれ共産国であれ、すべて何でも受け入れればイイはずだが、それらを許容しない。言っていることと合致しない。正直な話、日本国がベッタリと米国に擦り寄っていることには、苛立ちを感ずる。いつでも必要な時に、米国の傘から逃げられるよう、日本の独自性を持っておくとイイ。アメリカの喧嘩のやり方は「正義を唱え大義名分を作り上げてから、イザ出陣」である。このシリアへのミサイル攻撃の正義は、如何なるものか!半島へ飛び火することは確実となった。
2018. 4.14 思考停止

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改憲の是非を考えずに、真っ向から反対して、「戦争になる」「徴兵制」「子供を兵隊に取られたくない」という言葉が繰り返され、思考停止にさせる。冷静に考えれば「徴兵制」は財政面、隊員の習熟度から見て無理、まず、月々の給料+衣食住を確保せねばならず、兵器の特殊化とハイテク化と共に、習得するのに1年以上はかかる。派遣先に大量の生活・食糧物資を持って行けば、国内では不足するゆえに値上がり基調、子供と老人ばかりの国では、経済力を維持することが出来ない。嘘を言い思考停止にさせ国民を煽ることは、けしからん。よくよく冷静に周りを見れば、近頃のTVも、どうでもイイ情報をたれ流し、視聴するほうから見れば全て受身、まさしく思考停止マシンとなっている。
2018. 4.13 裏切り

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人生には「裏切り」が付きものである。とかく人間社会には、仕事での裏切り、約束を反故された、騙された、詐欺に遭ったと、日常茶飯事のことである。幼く経験不足で、世間知らずで、信じた俺がバカだった、当てにしていた私が甘かったと、被害者は、己の欲や不注意から出た錆びとは言え勉強料としては高い。泣き寝いりは覚悟せねばならないが、何くそーっと思ったところで、地道に頑張るしかあるまい。そのうち世間が天罰を下すだろうと信じるしかない。実際にすぐに答えが出ていることもあるが、まず、その裏切りを決して忘れないこと。そして常に祈ること、そうするしか手はない。ユダヤ人は、裏切られたら次の世代、その次と、次へと伝授していくそうだ。あー、恐ろしや〜
2018. 4.12 今年も、健康診断をやめた!

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やはり受診するのはやめることにした。不信感は、10年前、メタボの基準が背丈に関係なく、腹囲男85cm女90cmと決めたこと、また血圧が年齢+90、70歳では160まではOK、という基準が変ったことだ。さて、私と同じように考えるお医者さんもいるんだと、この本を読んだ。「フムフム」と頷くことばかりで、日本の医療と製薬会社がとんでもないことをやらかしていたことを再確認。ここ数年の医療現場はムチャクチャなことは薄々感じていたし、これだけ認知症が増えて、元気に退院する人もいない。父が血圧の降圧剤を服用するようになってからボケてきたし、何種類もの薬を飲んでいました。やっぱり極めて悪質な薬害であった。→ コラム 医療と薬害
2018. 4.11 "あぐら"はイカン!

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余りにも組織がデカくなり過ぎて、細やかな対応が出来なくなっているように思うし、またその反対に専門的な組織になり過ぎて、全体の流れが見えなくなっているように感ずる。合併や吸収を繰り返しながら大きくなった会社では、社の方針が行き届く余りに、現場では小回りが出来ない、同様にこぢんまりと治まった保守的な組織や団体では、常識そのものが世間とズレていたりする。特に吸収された側の会社の士気は落ちる。今までの社風・文化を否定されているからで、守備範囲がより小さくなり仕事の本質を見失ってしまう。また伝統ある閉鎖的な組織では「土俵は女人禁制」という事態が起きる。人間社会で大切なことは何かを、常に確かめておくことである。政界は、緊迫する東アジアを見ていないし、瑣末なことばかりを国会で答弁している!
2018. 4.10花見

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母の家の庭の八重桜が満開である。風は少し冷たいが日向ぼっこは暖かい。どこからか鳥がやってきて、木の実か落ち穂か、地面を突っついている。ゴザの上に寝転がっていると、大地のぬくもりが伝わってくる。うつ伏せになったりあおむけになったり、上を向くと桜の花が青い空に映えて美しい。息子の家族がやってきた。にわかに賑やかになる。幼稚園に通う孫娘のおしゃべりが楽しい。すみれ色の小さな花が芝生の上にいくつも咲いている。
2018. 4. 9 ゲゼルシャフト

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世の中は弱肉強食なのでしょうか?立売堀を拠点とする企業が吸収され、ホールディング会社の傘下に入る会社が、ここ3年ほどで数社、その売り先であったお客様は、どう感じているのでしょうか?立売堀にある専門卸商が総合商社に吸収されてしまい、小回りが効かなくなって、価格にも融通が効かない。図面もの所謂製作モノはしなくなり、販売のみの世界に巻き込まれてしまった。競合する会社が無くなれば、結局は自縄自縛に陥る恐れがある。競合する相手を、敢えて生かしておいたほうが、自らがすべてを引き受けなくてもイイし、その時の都合で采配すればイイ。何もかも吸収してホールディング会社の傘下に入れば、つまるところお客様ユーザー様に迷惑がかかる。動物界のような相互扶助はないのでしょうか?
2018. 4. 8 マシュマロ

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「ありがとうマシュマロ」という可愛いマシュマロ菓子を内祝のお礼でいただいた。数がたくさんあって、ニコニコマークとありがとうメッセージが入っていた。世の中には色々と趣向を凝らして、商品がでてくるなぁと感心した次第。私は、カバンに入るカサが低いものでは、和三盆の砂糖菓子をするが、健康上甘いものを控えている方には不向きである。このマシュマロも甘いが、軟らかくて大きさも手頃でイイように思う。一世代前はヴァレンタインのお返しには、マシュマロと決まっていたように記憶するが、最近は何でも有り、のようだ。ところで、ヴァレンタインからホワイトデーの期間には、求婚の告白デートをする男性が増えているように思う。今年は、二人の男性から、その経緯を聞いた。お幸せに!
2018. 4. 7 何を改革?

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世の中が"改革"と付けば良しと思っている。時間外労働とパワハラをくっつけて、訳の判らないことを役所は言う。仕事でも、遊びでも「せなアカンものは、せなアカン」もので、時間内にやり終えればイイが、突発的な仕事もあるだろうし、明日に延ばせるか、明日の朝までに都合しなければならなければ、加勢応援してやるしか手はない。生産ラインにおける単純労働なら、時間で管理できるが、より高度で複雑な成果に繋がる仕事では、ある程度メドがつくまでは仕方があるまい。昨日のオペもそうである。仕事を時間で区切ることを、日本社会に浸透させると、現場がムチャクチャになるかも知れない。極論を言えば、皆、個人事業主になってもらって契約すれば、8時間の縛りはなくなる。それにしても、日本社会は形骸化して疲弊している。
2018. 4. 6 正しさが先行

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「正しいこと」に縛られると現場はうまく進まないことがある。談合がそうである。表向きは公開入札の形をとっているが、実態は水面下で話がまとまっている。お客さまの要望に応え、高い技術かつ安全な商品を期日までに納入することが一番のコンプライアンスであるのに、入札が不正だとか、就業時間がブラックだとかは、大きな流れを見ずに、細かい「正しさ」に縛られてしまっている。不祥事だ、不祥事だと騒いでいるが、ルールや決め事で雁字搦めかも知れない。「正しさ」「べき論」がクローズアップされ、意味あるものだけに囲まれて生活をしていると、意味のないものが許せなくなくなってくるものだ。大雑把に動いたほうが、自分も楽である。医療現場に時間外云々の観念を取り入れることは不可能。手術の途中で「失礼します」はない。
2018. 4. 5 デマゴーグ

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今から30年ほど前に西部 邁氏の講演会を聞いた時「デマゴギー」という言葉が印象に残っている。所謂「デマ」で煽動という意であるが、古代ギリシャ語のデーモス(民衆)とクラティア(支配)がくっついてデモクラシーという言葉が出来た。日本語では民主主義と訳されていますが、"民主政"のほうがイイ。メディアに煽動され、衆愚政治に陥る危険が潜んでいて、決して知的ではないし理性的ではない。人のエゴが如実に出てくるシステムだ。で、権利だけを声を大にして主張し、人権・平等と唱える人たちは、いわば"民主教"の信者です。右は、西部氏の絶筆「保守の遺言」平凡社。この本は難解だが、私にとって座右の書になるかも知れません。
2018. 4. 4 嘆き!下手ッくそ極まる歌手

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最近は歌が上手な歌い手さんが少なくなった、というよりも声を張り上げればそれでOK、という時代になった。嘆かわしい限りだ。ハーモニーもないし、ユニゾンの世界、まるで小学生の学芸会だ。下手だから一人でデビュー出来ずに、揃えの衣裳を着て集団で、誰がセンターを取るかどうかをファン投票で決める。歌手も三流なら、ファンも三流、プロモーターも三流、上手いか下手かも判っていない。ただ可愛さだけ。のど自慢に出てくる素人さんのほうが、歌いっぷりはイイ。TVから歌番組が姿を消した原因は、やはりカワイイだけで人気先行、という歌手もどきが出てきたからかも知れない。ベテランから見れば「あんな小娘と一緒なの〜!」という雰囲気でしょうね〜。やはりプロはプロでなければなりませんね〜。
2018. 4. 3 七つの大罪

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カトリック教会の大罪は「高慢、貪欲、嫉妬、憤怒、色欲、貪食、怠惰」の七つ。2008年3月ローマ教皇庁が新しい大罪を発表した。「遺伝子改造、人体実験、環境汚染、社会的不公正、貧困、麻薬中毒、過度の裕福さ」の七つである。病院では、新薬を投与し公然と人体実験を施し、農作物は大地のエネルギーではなく化学肥料で育ち、大気汚染や海洋汚染は何の規制もなく、また貧富の差は開くばかりで、麻薬や覚醒剤は撲滅されない・・・。この新しい七つの大罪は、人の世界の道理に反することが、形を変えて、社会通念を徐々に変えて、またあの手この手とやり口を変えて、人間社会を蝕んでいる。労働なき富、道徳なき商業、を許してしまう社会は必ず行き詰まる。
2018. 4. 2 大阪人の価値観が薄っぺらくなった

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市民が真っ二つに分かれてしまい、殺伐としてきている。それは、行政がビジネス化、損得勘定になってしまったことだ。これは橋下が、情報のない愚衆を相手に、嘘の数値データで演説をして、市政をアピール、風を作って選挙に持ち込むといった手法をし、また赤字覚悟で行った赤バス事業を撤廃し、地下鉄では路線ごとに赤字か黒字かを分析、線ごとに民間に売却することまで言及した。行政マンとしてはあり得ない話である。4月から民営化された地下鉄、公的な考えはいずれ薄れ、赤バスを廃止したように、赤字路線であれば、即廃止・売却という効率こそがもてはやされる。橋下市政以降、コミュニティー活動拠点を奪われた住民が、橋下を真似て、やれ効率、やれ透明化、やれ妥当性など、ウルサイこと極まりない。
2018. 4. 1 春爛漫の彦根

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昨年の4月に川村家のお墓を新しくしてちょうど1年が経った。家内と一緒に、天寧寺へお参りに出向いた。駅前でレンタカーを借り、移動は快適であった。お寺のしだれ桜も咲き誇り、桜の満開と重なって、お城の周辺には近づかないようにして周る。至る所、桜、桜、芹川土手の桜も美しく咲いていた。久しぶりに、染井吉野の爛漫を見ることができた。昼は近江牛の店に入ったが待ち客多くて断念、少し離れた回る寿司に入って、二人で10皿を食べて満腹。食事の後は、多賀大社・豊郷まで足を伸ばして豊郷小学校旧校舎群を見学、酬徳記念館カフェで休息。お土産は、やはり老舗いと重の埋れ木と風月堂のバルブ最中。お墓の写真天寧寺から彦根城を望む

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