私が日々更新しているブログの中から、人間ドックについて書いてあるものを抜粋した。私の偏見だと思うが何かオカシイと感じたまでで、実際に自らの身体を曝け出して、しかもお金を払って、税金も使って医療業界に貢献することはない。 一番腑に落ちないのが、2018.4.12のブログで、メタボの腹囲の数値と血圧の基準値がなぜに140なのかということである。年齢と共に血圧は上昇していて当たり前だが、それを薬で下げようとする。人間の身体は、精巧に出来ているにも関らず、薬を投与する。 風邪をひいて高熱が出た時、風邪薬は飲むが、頭だけを氷で冷やして、解熱剤を投与しないのが治療であったが、アメリカ医療は、強い風邪薬と解熱剤を患者に投与する。自然治癒力を引き出そうとはしない。薬の害は真面に患者に襲いかかる。 ところで人間ドックは、いつから誰が始めたのか、を調べれば、その人物が日本の医学界をねじ曲げたことは間違いない。ドイツ医学を継承しているお医者さんが少なくなった今、本当の医療はどこへ行ってしまったのでしょうか?
2008. 1.24
異常探しの健康至上主義
血圧が高い、γ値がどうのこうの、メタボリック症候群など、身体の異常探しには余念がない。何に比べて異常なのか?患者は検査数値が平均値より上か下というだけで一喜一憂する。「人間ドック」は高いお金を払って、医療関係で働く人たちに何もかもさらけ出して異常な所を探してくださいと提供しているようなもの。異常が見当たらなければ保険の効かない精密検査を実施。異常が見つかれば、専門治療に回され薬づけにされる。実に日本の医療界にはおかしなシステムが出来あがってしまった。異常がなければ健康という方程式は、心身ともに負のスパイラルを招き、健康医療機関にお金が流れることになる。医学の本来の姿は、予防治療であるはずだが・・・。
2013. 6. 9
数値弊害
世の中の至るところに数値が氾濫している。平均値、○○率、血圧は80〜130、ウエスト85cm、在庫の回転率・・・・。私たちは真面目なのでしょう、その数値に合わせようとする現象が、いかにも滑稽に思う。経営コンサルや税理士は、あらゆる分析数値や係数をもとに、「業界の平均はコレですので、ここを改善しなさい」と最もらしいことをおっしゃる。まさしく関与先の会社をコンビニ化しようとしているのだ。また「オンリーワン企業を目指しなさい」ともおっしゃる。同じように、医者や人間ドックもそうだ。なるほど平均許容値はそうかも知れないが、それに近づけようと、健康ストレスが溜まっては、元も子もない。そもそも生きる喜びは、数値目標ではないと思うのだが・・・・。
2017. 3. 6
人間ドックには行かない?
年に一回、必ず半日を潰して、しかも自費で検査に行く。前日から食事制限をして、当日は痛みを伴うもの、放射線に身を晒せて、右や左や体をゴロゴロと回転し、検査終了。なぜに、自分の悪い所を無理やりに探して、医療業界を支えねばならないのか?成人病→生活習慣病と名を変え、生活の習慣を改めれば、病気が治ると錯覚してしまう。今や、体重、血圧、中性脂肪にしても、標準平均値に合わせるのが当たり前とばかり、私たちの頭は洗脳されている。あげくは、お酒ダメ、タバコは当然ダメ、塩分控えめ、血圧を下げるために〇〇しなさい、と煩わしいかぎりだ。半分、おどしのようにも聞こえる。食べる喜びを奪われるのは、生きる喜びが半減してしまう。医療を冷静に見れば「ウムーッ?」と疑問に突き当たる。
2018. 4.12
今年も、健康診断をやめた!
やはり受診するのはやめることにした。不信感は、10年前、メタボの基準が背丈に関係なく、腹囲男85cm女90cmと決めたこと、また血圧が年齢+90、70歳では160まではOK、という基準が変ったことだ。さて、私と同じように考えるお医者さんもいるんだと「やってはいけない健康診断」近藤誠、和田秀樹〜早期発見の「罠」〜を読んだ。「フムフム」と頷くことばかりで、日本の医療と製薬会社がとんでもないことをやらかしていたことを再確認。ここ数年の医療現場はムチャクチャなことは薄々感じていたし、これだけ認知症が増えて、元気に退院する人もいない。父が血圧の降圧剤を服用するようになってからボケてきたし、何種類もの薬を飲んでいました。やっぱり極めて悪質な薬害であった。
メタボは危険だと脅かし、30〜50代を痩せさせておいて薬漬けにする計画?厚労省の研究では「メタボは長寿」「やせすぎは最も短命」という結果が出ているにも関らず、製薬会社と病院はグルになって、健康な人を患者に仕立て上げる。正常値、基準値を年齢に関係なく、血圧なら140以下と決めてしまう。国民は完全に洗脳されてしまっている。血圧、血糖値、メタボを掲げ、癌の早期発見だけで、製薬会社と病院の経営は維持される。人間にとっては、自然治癒力を引き出してくれるお医者さんがいい!
(2018.4.12)
2018. 6. 1
悪魔の証明
会議や討論で「ある」と主張した者は、その存在を証明せねばならない、というが一般的ルールである。ところが「宇宙人が存在しないという証拠は無い。ゆえに、宇宙人は存在する」「神が存在しないという証拠は無い。ゆえに、神は存在する」。「いない」ことの証明なんて不可能なこと。かつて、イラクのサダム・フセインが大量破壊兵器を持っている疑いから、イラクに派兵した国連米英軍は、参戦した。実際の話「ない」という証明は、困難な話である。しかし健診や人間ドックはその思想である。15〜20項目もの検査して、異常がなければ正常と判断する、さらに異常が見つかるまで、精密検査を増やすのだ。まさしく悪魔の証明である。
(2018. 6. 1)追加
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