☆☆ 気.に.な.る.ニュース ☆★2007.12▲もどる モノが高くなってくるときは
戦争が起きる前兆だと言われます
2007.12.29船場吉兆、1月営業再開!

1076
開いた口が塞がらないほど呆れてしまう事件であったが、1月中に再開するそうだ。昭和の初めに新町にあった居酒屋が「吉兆」ブランドを築きあげたが信用ははかなくも失墜した。お詫び会見で見せた女将だけが役員で残留、やり直すと言う。財務状況の悪化を受けて3店舗で再開に踏み切るということだが、原点に戻るのであれば縮小して1店舗から再起するのが得策ではないか。傷口がよけい大きくなる。何か一族に魂胆が見える、いずれ女将が経営責任をとって船場吉兆にけじめをつける覚悟ではないか。
2007.12.28国家の成熟度から見れば、日本は壮年?

1075
日本という国はすこぶる安定していると言える。天皇という象徴の存在は大きい。蘇我物部、足利北条、安土桃山戦国時代には群雄割拠と化すが、鎖国政策をとった徳川家の平和な時代200年も続いたことは日本歴史上大きな意味を持つ。身分制度もあったがそれぞれの文化が形成された。宮廷、武士道、庶民芸能も生まれた。世界を見ても欧米以外は政治的には不安定な国が多い。皆それぞれに元首の思惑もあろうが、宗教や民族の地図も視野に入れ、先進国の陣取り合戦も熾烈極まる。より一層複雑な世の中となっている。お隣の中国は江戸末期から維新というところか!
2007.12.28新世界秩序と旧体制、軍事政権の主導権争い

1074
ブット元首相が暗殺された。パキスタン国内は混乱し政情不安定になる。イスラム教の国は、イスラエルの影響で新世界秩序と言われるAmericanStandardで塗り替えようとされている。イラクはフセイン追放、処刑で自由主義路線を進むかに見えたが、未だ世情不安定。クルド人による抵抗勢力もまとまりつつある。国境を西欧の知恵で直線で引くという荒療治をした反動が湧出している。18億のイスラム社会が報復すれば強大な力となるが、開祖ムハンマドの生い立ちに問題があると聞いている。石油成金のサウジとクウェート、首長国連邦は治まっている。
2007.12.27総選挙の公認にしのぎ合い

1073
小泉チュルドレンの一人、杉村太蔵(28)氏が北海道1区から出馬をする意向をしめしたが、地元はNo!道連は長谷川岳(36)氏を推すことになった。自民系が2人立てば、現職の横路氏(民主)が断然有利となってしまう。同じ負け戦であれば、杉村氏を立てて応援すれば皆さんの顔が立って丸く治まるのではないか思う。小粒であっても大粒であっても1議席は1議席。大きな視点で自民党は調整すべきではないか。たとえ1期務めた杉村氏は落選しても引退しても、タダの人には戻れないのが世の中、求職の際、履歴書に衆議院議員を拝命と書くのでしょうか?
2007.12.25中国元が切り上げ

1072
中国人民銀行は、人民元の基準値を1ドル=7.3261元と発表した。05年7月21日の切り上げ以降の人民元の上昇率は10.7%となり最高値となる。また中国財政省は21日、一部鉄鋼製品(合金鉄、コークス、鋼ビレット)の輸出税を引き上げると発表した。集約型エネルギー産業の抑制と環境汚染防止が狙いである。元切り上げと輸出税率上昇で新たな中国進出にはブレーキがかかる。正直な話、汚職体質、製品単価の上昇、不良率や取引の煩雑且あいまいさ、不透明な将来などを鑑みれば、多少単価は上がっても台湾製の方がいいのではないかと思う。
2007.12.23天皇誕生日に思う

1071
天皇陛下は74歳の誕生日を迎えられた。吉村 昭著「プリズンの満月」には、終戦後の米軍占領下が詳細に描かれている。その中に史実をそのままに巣鴨プリズンでA級戦犯が処刑された詳細が新聞記事のように紹介されている。『A級の戦犯容疑者28名は・・・極東国際軍事裁判所に起訴され、審理の結果、昭和23年11月12日7名に絞首刑、16名に終身刑、2名に有期刑の判決を言い渡し、12月23日に7名を処刑した。その間、B、C級戦犯は、・・・』ここで気になるのが、12月23日という処刑日である。皇太子の誕生日に処刑することはないだろうと複雑な心境になる。敗戦国の惨めさ、欧米人の執念も垣間見える。
2007.12.22やっぱり言葉だ!

1070
「音楽家は音で表現すればいい」と言われる。プロ好みのシャープな言い方ではあるが、それでは「音」の世界になってしまう。作曲家モーツアルトもベートーベンも、音の流れだけでは全く何も語らないのだ。作曲した当時の時代背景や作曲者の心境を、聴く人が情報として知り得るから聴いていて面白いのであって、また演奏者によって音色が異なるから「単なる音」が「音楽」となる。タイトルのない曲は実に殺風景なものになってしまう。音楽だけでなく写真も絵画も注釈となる言葉の存在で生きてくるのである。日本には日本語があり固有の文字を持っている。言葉あってこその「芸術」である。
2007.12.21シェンゲン協定が拡大

1069
先週リスボン条約が結ばれ21日には東欧9カ国がシェンゲン協定に加入、1985年国境チェックを廃止する協定が、ドイツ、ベネルクス3国、フランスの5カ国で始まったが、これで24カ国となった。国境がなくなりパスポートの検閲なしに行き来できることになる。来年にはスイス、ルーマニア、ブルガリアが加入、統一ヨーロッパに向けて着々と進んでいる。1776年に独立したアメリカ合衆国は、このEU統一のための建国であったのかも知れない。旧ユーゴ地域とイギリス、アイルランドは未加入。
2007.12.20小池防衛大臣起用の意味

1068
首相補佐官に抜擢され久間大臣の後任に抜擢、防衛大臣を拝命した。そして守屋事務次官を罷免した。守屋次官はかなり抵抗したようだが収賄罪で逮捕されるに至った。ほんの1ヶ月半わずかな期間、大臣をしただけなのに、なぜ「守屋次官クビ」という荒業ができたのだろうか?8月には国会を欠席してまでアメリカを訪問、日米関係を修復に行ったが、今や徐々に冷えつつある。いずれ大連立になったときは「核」となる存在ではなかろうか!今だに防衛省の贈収賄事件が報道され、小沢民主党は疑惑を解明してからと与党を攻撃、国会運営は空転したままだ。"I Shall Return"って???
2007.12.19新市長・平松氏が初登庁

1067
關市長に替って平松氏が登庁した。素人の市長でこれからの采配ぶりに期待するところだが、あえて赤字財政の舵取り責任者に打って出るとはもの好きな方と見受ける。大阪知事選挙も年明け早々に行われるが、こちらもタレントで橋下弁護士が立候補を表明。府も市も財政は緊迫している。どちらも安定した財政基盤を形成しながら行政サービスをすることが第一だと思う。与野党議員の駆け引きに巻かれることなく確実な施策を実施していただきたいものだ。元アナウンサーであっても元タレントであっても、一国一城の主である、司令塔であることを忘れてはならない。
2007.12.14EU「リスボン条約」に署名

1066
EU27カ国はポルトガルのリスボンでEUの新基本条約「リスボン条約」に署名した。各国が批准すれば09年1月の発効となり欧州連合の顔となる大統領を選出する。欧州委員会のバローゾ委員長は「歴史的な一歩、地中海からバルト海、大西洋から黒海へと拡大した欧州のための条約だ」と延べ、まさに欧州は「リスボンからローマへ」の合言葉で”ローマ帝国”が復活することになる。加盟はさらに30カ国になる模様で、アイルランドや英国が“包囲”されることになる。欧州合衆国はもう間近である。世界のイニシアティブはEUへ移る。
2007.12.12世界人権デーに米ブッシュ声明

1065
10日の世界人権デーで人権弾圧国7カ国を挙げた。宗教、言論、集会などの基本的な自由がない国として「北朝鮮、イラン、ジンバブエ、スーダン、キューバ、ベラルーシ、シリア」などを列挙し、「いずれの各国民が民主主義を打ち立て自由を手に入れようとするなら、米国は彼らと共にあるだろう」と言明。「信仰の自由、意見の表現、自由の享有をこれ以上侵害されない日がやってくるだろう」と。そもそも人間の本性を考えた時、自由主義こそが合理的な主義ではあるが、自由主義を絶対視するようになると新たな危険が生じてくる。まさに今がそうで、覇権国家アメリカの価値観を押しつけることは自由主義でも何でもない。アメリカこそ人権弾圧、弱肉強食の自由を謳歌している。
2007.12.10イスラエルが米を牽制

1064
イスラエルのオルメルト首相が、イランの核装備について、2010年までにはイランは核を持つだろうと言明した。米ブッシュ大統領がイランが核兵器を持っているかいないかについて、持っていないと発表したことを牽制したと思われる。イランをはじめ北朝鮮に対しても、アメリカの次期政権も視野に入れ柔軟な動きを見せているブッシュ。イスラエルが米をけしかけて火種をイランにぶち込めば、たちまち我が国では石油は高騰、産業界、日常生活に大きな影響が出てくる。任期を1年と少しを残すブッシュにそこまでの決断はできるのか!パールハーバーのように奇襲攻撃をされれば別であるが。
2007.12. 8あれから27年が経った

1063
「ダブルファンタジー」が発売されてから、いつの間にか27年の歳月が流れた。急遽レコードの帯が「追悼盤/ラストアルバム」に差し替えられた。WOMAN、BEATIFUL BOYなど軽快な曲をよく聴いたものだ。リアルタイムで彼らのサウンドに巡り遇えたことに感謝したい。ストーンズもいたし、ピンク・フロイド、デイブ・クラーク・ファイブもいたが、なぜ彼らだけが特別扱いになって伝説のごとく歌い続けられるのだろうか?ポストBeatlesは誰でも良かった。とにかく世界のアイドルXXXXXを作り上げれば良かったのかも知れぬ。初の衛星TVにも出演したし女王陛下の勲章にも輝いた!!!
2007.12. 7派遣社員を正社員に雇用するというが・・

1062
大手の銀行が2,000人もの派遣を正社員にすると発表はしたが、何も新聞の一面に出す内容でもなんでもない。派遣会社は元々子会社であるし、その社員を正社員にするまでのことである。しかも希望を募ってということが前提だそうだ?上場会社ではそんなことは日常行われていることで、保険庶務部門だけを保険会社系の派遣会社でまかなうといったことはよくある。雇用の安定と人材確保ということは視野に入っての対策であろうと思われるが、人身売買のごとく雇用がまるでB/Sの道具として扱われているのは「欧米」か!
2007.12. 5雲南省でインスタントラーメンを食べ中毒死

1061
小学生4人がインスタントラーメンを分けて食べ、4人共病院に運ばれたがまもなく死亡したという、実に信じられない事件が起きた。中国では朝ご飯は家では食べないで外の屋台で食べるという習慣があるが、食の安全が問われている昨今、嘆かわしいことだ。日本でも偽装疑惑の食品が挙げられているが、その比ではない。他国の野蛮極まる非道な横暴には目に余るが、巻き込まれることなく日本人は日本のやり方で、人の道に添った教養ある行動をとっていくことが、現在の日本人には一番必要ではないかと思う。
2007.12. 4インドの次は南アフリカ・・

1060
単価の安いものを求めて、韓国へ行き、台湾、東南アジア、中国、そしてインドへと・・。先見のある者は南アフリカへ既に進出している。現地での人件費は非常に安いかもしれないが、海外へ進出する設備コストや輸送コストを売価に転嫁できているのかを疑問に思う。先進国ニッポンが牽引する役目を担うことは国際貢献の意味合いからも素晴らしいことではあるが、お膝元で生産技術の空洞化が始まってしまっては、どうしようもない。日本のお家芸を外に出してしまうことは崩壊につながる。丸投げをしてしまった煽りである。

☆☆ 気.に.な.る.ニュース ☆★2007.11▲もどる 自然の恵みに感謝しましょう
日本はお蔭さまで穫りの秋となりました
2007.11.30うわさの二人、神妙の記者会見

1059
スポーツ界を騒がせた2人が、この日に合わせたように記者会見をした。朝青龍は反省したようにも見えるが、日本語の感覚に慣れていないのか、淡々とした考えていたセリフを繰り返す。ファンを喰ったような気もしないでもないが一応けじめはつけた格好になった。あとは横綱の土俵上での風格さがどうかということだ。一方、亀田は教養のなさを露呈してしまって相変わらずのタメ口の会見。難しい日本語を理解できているのか、実に情けない。義務教育で基礎を学ぶと同時に社会性を習得することがいかに大切かがよく理解できる。
2007.11.27民主党も自民党も、国のことは考えていない!!

1058
守屋元次官と額賀大臣を証人喚問をすると民主党が強硬に採決をした。全く国民不在、国会空転、時間税金の無駄、日本国の立場を考えていない。政治不在極まりない!民主党にはうんざりである。「自民党は2ヶ月間も政治空白を作っておきながら、国会延長をして押しつけてくる」と最もなことを小沢は吠えるが、遅れているから早くしようと躍起となっているのであって、全然関係のない問題を議論しても何も進まない。優先順位を明確にして一つ一つ進めていただきたい。必要な法案を成立させ日本丸の舵取りをして欲しいだけである。押し問答の茶番劇をやってくれとは国民は望んでいない。綱引きはもういい。ええ加減にして仕事をせよ!
2007.11.27なぜ今、月面写真?

1057
体操の塚原選手の月面宙返り降りは世界をアッと言わせたウルトラCであったが「かぐや」の月探索衛星にも驚き誇りに思った。しかし中国までもが月に衛星を打ち上げ月面の写真を送ってきた。なぜ今、月なのか?米は常に人工衛星を打ち上げているので目立たないが、宇宙ステーションの建設をし科学実験をするばかりではなく、月の裏側で何かゴソゴソしているのではあるまいか。一般に公表できない基地もあるかもしれない?「かぐや」からの地球を写した映像(地球の月平線に没する映像)も衛星は静止しているように思う。「中国、月クラブの仲間入り」という新聞見出しは気にかかる。
2007.11.20なぜ、星3つの世界で一喜一憂するのか!

1056
堺正章の料理番組ではないが、どこともなくやってきて日本の料理店のランク付けをやっている。白人スタンダードで評価すれば「こうなるよ!」と言わんばかりだ。日本全体を上から網を被せるやりかたは欧米のやり方ではあるが、大阪版もいずれ発表されると思う。渦中の「吉兆」は如何なる評価になるか、お金で格付けを買うのだろうか。果たして「そんなレッテルは要らない!邪魔だ!」と言える料理店が何軒あるだろうか?どれもこれも欧米の為す方策はほとんどの場合、利権につながる誘惑が見え隠れする。ミシュランレストランに格付けされれば客足が遠のくことはない。格付けがなくても「うまいもんは旨い」、一番は家庭で作る料理であることを忘れてはなるまい!
2007.11.1734年お付き合いした電子レンジ

1055
家内が嫁入り道具として持ってきた「電子レンジ」が壊れかけていたので、新しいものと取替えることになった。家電製品の中で一番最後まで34年間一緒に歩んでくれたことに感謝し名残り惜しい気持ちであった。結婚当時、家電では高く15万位はしたと思われるが、今は1万円を切る安さ。高度成長のときの日本製品は素晴らしい、中国の近代化と共に価格破壊現象に改めて再確認をすることとなった。新品はテーブルが回転するものだが、せいぜい5年もてば充分ではないかと感じた次第。
2007.11.16えらい世の中になった

1054
いじめの定義が変わっただけで発生件数が6倍になった。自分が苛められたと感じたら「いじめ」であるという見解だ。世間が実に情けない「甘え」の体質になってしまった。嫌なことがあれば、また仲間外れに少しでもされれば「いじめ」と宣言すると特別扱いにされる。こんなことあっていいのですか。被害妄想と自信喪失の温床となってしまう。跳ね返す強い精神力や粘り強く我慢をする子供たちは育ってこないことになる。将来の日本を背負ってもらうには、世界の列強を相手にしっかりとした国格を示してもらわねばなりません。「日本叩きに遭っている」と宣言して、どこの国が手を差しのべてくれるのですか!
2007.11.15ユーロ中心の世界になってくる

1053
先月、ユーロ27カ国が基本条約に合意すると決め、来月調印をする。ユーロ憲法は頓挫したが形をかえた条約は締結されることになった。現在、基軸通貨はドルであるが、近い将来にはユーロに移行する可能性はある。ドルの価値は不安定になり徐々に下降し推移していくに違いない。ドル下落の理由はアメリカの住宅ローン返済不能であるというも「おかしな理由」だ。米国民の8千万人が月々ローン20万円の返済しないとしても年間で200兆円にしかならない。どう考えても情報をコントロールされ問題がすり替えられている。アメリカは世界の警察としてしばらくは続くだろうが、砂上の楼閣のごとく中国の崩壊とイラン攻撃を契機に、覇権は失墜していくことになる。
2007.11.15拉致被害者の存在で盲目になっている

1052
小泉首相が急遽北朝鮮を訪問し金正日が5人の拉致被害者を日本に送り返したことが発端となった。それ以来、マスコミでは恒常的な事象となった。「返せ!返せ!」と北朝鮮へ何度も交渉するが北は無視、韓国や米議会では、慰安婦の補償問題も浮上し、世界から見れば日本が悪いことをしたように映る。なぜ小泉首相は何の目的を持って訪朝したのか、拉致問題を表舞台に出して日本国民を少女趣味的に浸らせるためか、いったい何だったのか、と改めて思う。米民主党は北と近いとされる次の政権に期待するしかあるまい。
2007.11.14大統領選挙は来年の11月

1051
アメリカ国民にとって大統領選挙は何なのか?特に二期目で再出馬は出来ないブッシュにとっては、内外共にパワーは無くなり全くの国民の生贄のように思える。1年近くも政治空白を作ることになる。共和党や民主党の大統領候補にしてもマスコミを巻き込んで如何に大衆にアピールすることに専念している。それを一年かかって観戦する大衆、煽り叩くマスコミ、まさに出来合いレースで滑稽な気もする。二大政党は合法的で民主的に映っているが、大衆は政治への関心ではなくサバイバルレースを楽しんでいるだけである。ロックフェラーはそれを高見の見物をしている。
2007.11.13歴史を変えてしまう魔物

1050
大江健三郎の沖縄戦線で「陸軍が自害を強要した」というくだりは想像での記述であるとのことであるが、ノーベル賞作家という看板は相当な宣伝になる。「あのノーベル賞作家の・・・」となる。実際のところ司馬遼太郎の歴史小説には史実と大きく異なるところがあるとされている。が、司馬遼の書物はそのまま歴史として大衆に受入れられる。大江も司馬もそれなりの賞の栄誉に輝くが、書物の内容が上から見て、都合がいいからかも知れぬ。日本国民に劣等感を植えつけ、日本国民のルーツを別のモノに作り上げた功績ではないか。フィクションをノンフィクションにしてしまう機関や省庁、またスポットが当る作家には注目せねばなるまい。
2007.11.10自民との連立は、旧自由党だった?

1049
福田「法案が一つも通ってないですヨ。一緒にやりませんか?」、小沢「・・・」、福田「今、自由党はどういう形になっていますか?」、小沢「えェッー・・それはないでしょう、総理」、福田「ダメですか?」、小沢「イヤ、再起は可能ですヨ・・、民主の代表がネ」。連立構想を福田首相から持ち出したとすれば、そんなやりとりであったのではないでしょうか。旧自由党を中心に自民党へくら替えすれば勢力地図が大きく変わる。小沢の立場上、代表を辞任してからの話になる。とりあえずは「民主党との大連立」を表に出したのではないか。しかしながら政局での綱引きは政治家本来の仕事ではない。与野党ともに公約した法案が一つも通過していないことこそ致命的な問題である。
2007.11. 9世界の中の日本の動きがチグハグ

1048
6月から徐々にではあるが円高に振れている(1ドル124円→112円)にもかかわらず石油価格が上昇している、さらに石油が高騰しているので「めん類」の材料が上がっていると報道、なぜかオカシイ。南半球やアメリカでとうもろこしや小麦が不作、飢きんに瀕しているのが、最大の理由で、うどん材料が上がっているのが、石油というのは無茶なすり替えだ。プラスチック製品や合成ゴムが上がっているなら別。円安傾向の時は高くなるのは解るが、なぜだろうか。本当に「油」は枯渇寸前なのであろうか?特に電気供給に不安があるなら国をあげて電子化を奨励するのはオカシイのでは・・。
2007.11. 6小沢辞任劇のその後・・・

1047
後任は岡田元代表で決まるかに見えたが、鳩山のリーダーシップにより小沢に慰留を求め「しばらく時間を置いて欲しい」ということになった。民主党が党首不在で混乱しても、自民・民主が連立をしても、保守系の大連合となるという結果は同じになる。福田と小沢の密室会談は「そこ」にあったのではないかと想像してみる。泥中の蓮の安倍と党首会談に応じなかったのもうなずける。深泥極まる政界に戻らないことを念願するが、実に寝技裏技が飛び交う業界であることか。
2007.11. 4党首会談の後遺症・民主党の巻

1046
小沢一郎の党首辞任劇が夕方の記者会見にて茶の間に飛び込んできた。「自民との連立を反対され混乱を招くから」という理由である。鳩山幹事長以下役員が思い留まるよう説得し、それならばというシナリオであれば、小沢はさらに民主党をまとめることができる。「雨降って地固まる」のごとくさらなる求心力がつくかもしれない。しかしながら、このまま民主党がまとまりなく推移すれば、自民党や他の野党へくら替えする離脱者が出て、政界再編となる可能性もある。小沢一郎という男には信頼おけない?、ことは確かである。
2007.11. 2自民・民主の党首会談(その2)

1045
福田・小沢の与野党トップ会談でやはり大連立の話は出たようだ。首相から話が出たというが、果たして本当かどうか?小沢のシナリオかも知れないが、表向き時の一国の首相から与野党大連合をしようと声を掛けたのだから、歴史的な局面であることは間違いない。民主党の役員会で「それは止めよう」ということになり福田総理の申し出は断られた格好になったが、国民をはじめ議員全体に大きな石が投げ込まれたことは事実である。「この話はなかったことに・・・」ということではなく、いずれ遠くない将来 に火が点く可能性はある。
2007.11. 1豪州や米国では干ばつで不作

1044
南半球のオーストラリアでは2年連続干ばつが続き大凶作。大地は砂漠化となしている。カナダへ脱出する人たちも出てきている。一方アメリカでも干ばつが続いてミツバチがいなくなり、穀物の収穫量も減っている。ところが日本という国は、不思議な国ですネ。そもそも日本国民は勤勉なんでしょうね。生活する上で真面目に取組んでいるのでしょう。隣近所も仲がいいし、基本は村社会なんですね。世界が凶作に陥っても何とかしていける民族なんでしょうネ。自然に恵まれている日本に感謝し次世代に期待しましょう。

☆☆ 気.に.な.る.ニュース ☆★2007.10▲もどる 四季はあれど春と秋が短くなって
きているのは寂しいかぎりだ。
2007.10.30自民・民主の党首会談(その1)

1043
安倍前総裁が小沢党首に会談を申し込んだが応じなかった小沢が、福田とは会談をしたのが驚きであった。幹事長、国会対策委員長も同席しての会談後、福田と小沢の二人で密談、今週に再度行なうとのこと。国連の枠内でという小沢一郎の主張をどのように軟化させていくのかに、たいへん興味がある。解散して総選挙、組閣して次期政権に委ねることは時間的に無理であり、そんなことは小沢も言わないし言えない立場である。タイムリミット寸前であるからトップ会談に応じたと思うが、どんな手法で、着地点はどこに?政局はいかに?公明を外し自民・民主の大連合は?
2007.10.30財テクがまかり通るのは・・・

1042
日々飛び込み訪問する金融商品のセールス、商品相場をしませんかと勧誘する電話セールス・・・。楽して儲けることが美徳のごとく紹介するマスコミ報道。次の若い世代がどのように世間を見るのかを考えると、実に嘆かわしい思いがする。相場を見て、予想して、お金を賭けて、その浮沈で得をするか損をするかが決まる。実に単純なゲームそのものである。キーボードを押すか押さないかで、何億というお金が動くことが不思議な現象で、それが当たり前になってきている。時代の流れとはいえ、日本人の器用さは、この価値観のズレを如何に処理するのか。
2007.10.29すべてが表に出てくる時代

1041
「暴かれる実態」とでも言おうか、今まで見過ごされていたグレイゾーンが表に出てきている。食品業界の改ざん、役人の無責任さ、政治家のカネ、マスによる力・・なんと薄っぺらな世間であることか!NOVAは拡大指向で滅び、マルチ商法の円天もしかり。すべてカネが絡んでいる。人間の悍ましさと弱さが露呈されている。各省庁には役所特有の干からびた土壌があるし、並み大抵の力では落ちない染みもある。この際、与野党が一致協力してクリーン一掃作戦をして欲しいものだ。
2007.10.25新たなビジネスとの出会い「大阪勧業展2007」

1040
府内の商工会議所が連携して「大阪勧業展2007」が開催された。大阪府立体育館アリーナにあらゆる業種の企業250社が展示されていて非常に面白く勉強することができた。管材関係は1社だけであったが、異業種の新商品を目の当たりにすることができた。繊維や生活関連、印刷・デザイン、IT・WEBなどの業界も展示されていた。1日目と2日目とが順路が逆回りになっていたのは興味をひいた。弊社からは、川村社長と福枡常務が情報収集を行なった。
2007.10.23「赤福」の不祥事

1039
赤福事件がマスコミに流れた時「案の定、赤福もか」と冷めた気持ちであった。生菓子屋さんでは一度に作って冷凍することは知っていたし、引き揚げてきた商品を「餡と餅」を分けて再利用することも判っていた。「赤福」には、もう会えないのかと思うと寂しい思いで一杯だが、正直な話どこでも買える「赤福」にはおみやげ品の値打ちはなかったのは事実だ。ところで同じような伊勢名物「御福餅」がある。是が非でも御福餅には誘惑に負けずにやって欲しいと思う。
2007.10.22中国共産党体制の矛盾

1038
新しい二人が指導部入りした第17回共産党大会が終った。共産党とは名ばかりで権化そのもので、毛沢東が支那を治めるための手段として共産主義を採用したまでで、国家体質は何ら変わっていない。その証拠に、長者番付の大富豪が26歳の女性であった。上位800人の富豪の総資産額は51兆6780億円、農民一人当りの年収は53,800円という格差社会に突入している。政治体制と格差拡大をどのように舵取りするかが胡錦涛の手腕ではあるが、国全体を考えている指導者は少ない。国益よりも一族の利益優先の国民性、いつかは内部から崩壊する。
2007.10.19東西の美人が亡くなった

1037
水泳の木原光知子さんとハリウッド女優のデボラ・カーが亡くなった。東京オリンピックで一躍有名になり後進の指導をしていた木原さん、59歳とはまだまだ活躍できる年齢なのに残念でしょうがない。PTAの講演会に来ていただいたのがつい最近のように思う。また貴婦人的なイメージのデボラ・カー、アカデミー受賞作「地上より永遠に(1953):フレッド・ジンネマン監督」では、戦時下を背景に二組のロマンスが展開、どちらも悲劇に終るラストシーンは印象的だった。日本軍が奇襲攻撃をしたパールハーバーも映し出され、当時としては反日映画ではなかったのであろうか。
2007.10.18インテックスで粉体工業展大阪2007

1036
インテックス大阪1、2号館で粉体工業展2007が開催された。産学官連携フェアもあり、かなり専門的なイメージを受けた。取引先の日阪製作所も出品しており、Duax(デュアックス)無摺動ボールバルブには興味を持った。確かにメタルタッチボール弁にとって摩耗は少なく長寿命となる。当然のことながら流れは片方向となる。併設開催で4、5号館で全日本科学機器展、6号館で知的ビジネスマッチングフェア2007も見学、情報収集をした。
2007.10.18敵の敵は、味方?

1035
米大統領が、チベットのダライ・ラマを官邸に招き会談をし最高勲章授与をするという。当然のことながら中国政府は難色を示すことになるが、マスコミを大きく取り上げて、なぜこの時にアメリカは中国に喧嘩を売るのか。中国のチベットと内モンゴルには共産党体制に反発する不平分子が暗躍しているが、その抵抗勢力のバックにはアメリカがついていると言われている。表はにこやかではあるが、裏では何をしているか判らないのだ。中国は北朝鮮を使って強烈な反米姿勢をあからさまにしている。チベットのダライ・ラマは、中国の敵であるゆえに、味方だということか!
2007.10.17電子申告 e−Tax

1034
国税庁は、e−Taxと称する電子申告を奨励している。なるほど便利なシステムではあるし、職員の減員にも繋がり節税にも影響すると思われる。最高5千円の税免除もあるそうだ。銀行からの送金などはまだ許せると思うが、申告をパソコンでするのは、まだまだ時期尚早ではないかと思う。電子証明書の認証基盤が衆知確立されていないし、万が一不慮の事故(大停電、ホスト機の不備)などが起きた場合の不安がある。何が何でも「情報漏れ」が一番懸念材料である。クレジットカードと同様、便利さに負けて情報を「ある機関」に提供することが一番危険なことではあるまいか!
2007.10.16日本のスポーツ界、フェーズUに入る

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植民地政策の手段としてスポーツを奨励し、スポーツの監督を征服者(白人)がすることにより、被征服者人民を治めていった。アジアやアフリカ諸国はもとより日本も少なからず同様に扱われた。現在のサッカーやプロ野球界を見ていると実に如実に表れている。第2ステージのロッテVS日本ハム戦などは、その最たるものだ。両チームも米国人監督で、日本選手はまるで奴隷のように働かされている。スポーツ界だけでなく最近では政界も「友愛」が見え隠れし、経済界も欧米ユダヤ資本が暗躍する。”始末する清貧の心”はどこへ行ってしまったのでしょうか!
2007.10.12亀田はスポーツマンではない!

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今朝のTVニュースで亀田が負けたことを知ったときは思わず安堵した。12回には減点ジャッジをされる始末。挑発して試合に臨むのは勝負の世界であるから、それくらいの駆け引きはあってもよいと思うが、喧嘩とスポーツの区別の出来ない奴は、ボクシングをする資格はない。前例があるかどうかは知らないが、プロモーターは即刻、失格か没収試合にすべきではなかったか。まずは亀田の親から再教育が必要と痛切に感じた。
2007.10.10最近クイズ番組がやたら多い

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タレント芸人、学者タレントが集まって特番のクイズ番組が多くなってきているように思う。小学校の教材や○○検定試験からの出題をして答える形式だが、所謂「あほタレント」を売り物にしている輩もいる。私が小学校の頃は、クラスで上から10人程度を対象に教育していたと聞く。そして中位、一番下と教育対象が下がってくるにつれ「塾」が流行ることになる。番組を見ていると初等教育の変遷に年齢層の浮き彫りに一喜一憂するも、若い世代に警鐘を鳴らしたい。その前にその親世代を再教育すると同時に道徳教育の改革をすべきではないか。
2007.10. 7中国を封じ込める作戦

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ミャンマーの軍事政権と近い関係にある中国に期待し鎮圧するよりは、米ブッシュは中国以外の民主的周辺アジア国に働きかけるほうがいいと判断、また南北朝鮮会談をすることにより中国をより孤立させる狙いもある。ここ数年、中国が飛躍的に発展することは石油枯渇やCO2汚染に拍車をかけるゆえに、中国を包囲し制裁をするためのように感ずる。いずれ中国を内部から崩壊させるのが、米ブッシュの目論見である。国連的・合法的に迫り、北朝鮮に対しは強行手段で、中国には疫病や内乱で共産党支配をぶっ壊すことを考えているらしい。
2007.10. 6自衛隊の海外派遣の判断−その3

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小沢一郎氏が窮地に追い込まれている。安倍も賭していたし、小沢もまた命を掛けているように見える。世界(の支配者階級)から見れば、一刻も早く小沢・鳩山ラインで政権を奪取させることである。日本国民を国連の名(いずれ世界政府)の下に洗脳することが小沢と鳩山に課せられた使命である。国連の決議と日本憲法をどちらが優先するのかなどは問題ではない。国連の活動であっても何の活動であっても、日本にとって必要であると判断すれば実行すればいいと思う。主義主張よりも日本国民を安心安全、安泰させることが政治家の使命であることを忘れるな!
2007.10. 5設計製造ソリューション展、機械要素技術展

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設計製造ソリューション展と機械要素技術展がインテックス大阪3、4、5号館で開催された。他にバリ取り表面仕上げや機械材料加工技術フェアやモーション技術などが展示されていた。配管材料を使用する業界と部品供給する業界の展示会で、時代の流れを汲み取ることができた。従来よりもCAD/CAM関連が多く展示されていたように感じたし、特異さ持つ企業が少なくなり平準化されているような印象を受けた。海外からも十数社出展していて、たいへん賑わっていた。弊社からは川村社長、川村専務、福枡常務が情報収集した。
2007.10. 4自衛隊の海外派遣の判断−その2

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国連の安保理決議を経て日本が派遣するかどうかと決める、という小沢氏。いつの間に世界政府が出来あがったのか。日本国は日本の判断で派遣するかしないかを決めればいいことだ。国際貢献を無視すれば、石油が今までどおりに輸入できない懸念も出てくるのではないか。ホルムズ海峡の出口に位置する日本の給油船、日本の自衛艦がそこに座っているから、日本の存在が認められ日本に石油が供給される。石油の90%を海外に依存している日本とすれば、派遣は致し方ないことだろう。小沢代表はそのカラクリをよく知っているはずだが、あえて「国連決議」と言って私たちを洗脳している。
2007.10. 3自衛隊の海外派遣の判断−その1

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民主党の小沢代表は「国連決議があって自衛隊を派遣する」と最もなことをおっしゃているが、仮に国連から海外派遣命令が日本政府に出された場合日本の意志はどうなのか、という問題だ。「国連決議」と小沢は声を大にして与党を攻撃するが、その裏には世界の覇者に屈伏する小沢の姿がある。世界政府があるならば「世界の皆さんの言うとおりにします」と日本のお金、日本国民を献上する脆弱極まる日本が浮かびあがってくる。異常なほど「国連、国連」という小沢には疑問を投げかける。
2007.10. 2南北朝鮮、首脳会談

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南北対話の実現がなぜ復活したのか、と不思議に思う。7年前金大中大統領以来ということだが、同じ朝鮮民族なんだからもっと頻繁に行われてもいいと思うが、六ヵ国協議とは別枠での折衝は米中の代理会談の気もしないではない。南と北の経済格差は歴然としていて、統一された場合、中国的になるのかアメリカ的になるのか、実に厄介なことで前途多難だ。北が強くなれば、対馬海峡や竹島に中国軍がウロウロするし、南が優位に立てば鴨緑江にアメリカ兵が警備する。やはり半島は今のままで治まっているのがベター?
2007.10. 2教科書検定に反対して11万人が集まる??

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教科書検定記述問題で、11万人も集まって反対するのは何かの力が働いているとしか思えない。「日本軍が集団自決に関与して行われた」という内容の記述を教科書から削除することに反対する、というものだが・・・。その反対集会に主催者発表であるが11万人は多すぎるように思う。満員の甲子園の観客の2日分の人数であるが信じられる数ではない。せいぜい3万人程度ではあるまいか!それにしても教科書という一般の大人の生活レベルには全く関係がないことに、大勢の人が集まるということは気になる現象である。全部の教科書から削除されたわけではないものを・・・。
2007.10. 1郵政民営化に伴い、日本郵政JP新出発!

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民主党がこの臨時国会に民営化凍結法案を提出すると言っていたが、安倍首相の突然の辞任で国会が空白、結局10月1日をそのまま迎えることになった。たとえ国会が開いていたとしても法案論争がマスコミ受けを狙ったもの、安倍首相攻撃に徹したものであったように思う。郵政民営化に対しては国民に問うた選挙で明らかであるのに、なぜもう一度上程するのか!無駄な議論をしていただけではないかと思う。時間と税金の無駄遣いであった。福田首相に交代した空白は、生きていたのではないか、と思う。

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