☆★ き.に.な.る.ニュース ☆☆2020. 5▲戻る おとなしい健全なゴールデンウィークとなった
日曜大工をするか、読書か、それとも睡眠か
2020. 5.31 へそパン

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家内が懐かしいパンを買ってきた。思わず"へそパン"と言ってしまった。"甘食"と書いてあるが、その名前には馴染みはない。子供の頃に食べた味と同じで、喉が詰まる系のパン、かつてのバウムクーヘンと同じ、生地は"宝塚ドーナツ"とよく似ている。素朴な味わいにハマリそうな予感がする。それ以来、スーパーに行けばパン売場で探してみるが、へそパンを置いているところはない。1個5円、あのパサパサ感、モコモコ、喉ごしの感覚に子供のころの情景が浮かんでくる。
2020. 5.30 人生の節目

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自宅の解体が始まって1ヶ月半、アスファルト仕上げの更地となり、以降はコインパーキングとする。父が建てた木造2階建、60年住んだ家とその裏にあった土蔵を取り壊した。家財を片づけたつもりであったが、思い出の品は置いたままのものもあった。"♪柱のきーずーはおととしの・・・"自らの成長や子供たち、家族の身長の記録もゴミとなった。私と家内の2人が一番長く住んだが、蔵の目処がついてホッとしている。自宅の基礎の下には、石が敷き詰めてあって、その石の量にビックリ、その頃の普請はイイ仕事をしていたのだ、と空を見上げた。世襲による時の流れに任せての解体であった。 → 解体写真アスファルト写真
2020. 5.28 当社別状なし

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ワンマン社長の野望、偏った価値観で形成された人格、その人物を取り巻くbQのサラリーマン重役、その辺りの人間模様の描写に鋭さを感じる。まさしく城山三郎氏の人間観察力、人物像の作り方に敬服する。経営管理の対処について、社員の動向、担当係長の動き、役職の心の動き、オーナーの逆鱗カミナリなど、色々と学ばせていただいた。ワンマン社長の気持ちもよく解るし、bQ、3の気持ちも解る。モデルとなった製鉄所はどこなんでしょうか?舞台は東北の臭いがするが・・・・中山製鋼?山陽特殊鋼??
2020. 5.27 人間ドックを嫌う理由

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まずは相手の弱みにつけ込むやり方であること。良くない症状を発見して、それを教えてくれる。つまり医療現場へ患者を送り出す機関、お医者さんの業界のために、こちらがお金を払い、時間を作り出して、検査をしてもらうことである。基準値は、平均値で、その値から少しかけ離れていると、黄信号が灯り、赤信号だと、病院を紹介してもらえる。実に大海の網の仕掛けに引っ掛かるようなものである。早期発見で良かったということもあるようだけど、思考がネガティブなので、私は賛同できない。マイナスの要素を無くすと、前へ進むしかないという考え方は、悪魔の思想に近い。人間、決して悪い所は無くならず、永遠に続くのである。
2020. 5.25リオ・ブラボー 1959(米・ワーナーブラザース)

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ジョン・ウェイン主役の西部劇映画のパターンはほぼ決まっている。まず、善悪がハッキリしていること、しゃべりがぶっ切らぼう、よき理解者でかつ美しい女性が居る、そして絶対に死なない。つけ加えて。男同志の友情、男気の世界を描く。仕上げは「チャンバラ邦画」と言っても過言ではあるまい。ディーン・マーティンとリッキー・ネルソンの挿入歌が2曲、楽しく聞かせてもらった。最高の脇役を演ずる、毒舌な牢屋番ウォルター・ブレナン、女賭博師で踊り子役のアンジー・ディキンソン。監督はハワード・ホークス。
2020. 5.24 文春砲

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先月、出版社の文藝春秋から電話が架かり、「大阪の某代議士が帰阪されていなかったか教えてください」とのこと。なぜ私に、と首をかしげたが、その代議士とは面識はあれど親しくはなく、大阪に帰って来ようと声が掛かる訳がない。鎌をかけたのか、それなりの裏付け取材なのか。週刊文春のネタ探しだなと直感した。相手は女性の記者であったが、声のトーンが落ちたように感じた。ところで、検察のお偉い役人が賭け麻雀をしていた故に、辞任に追い込まれたが、コレもトラップに引っ掛かったのではないだろうか?おそらく若い頃から麻雀はお好きだったのでしょうね〜。隙間が見つかって、そこに魔の手が入ってきた。
2020. 5.23 アフター・コロナ(1)

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このパンデミックで、生活に直接関わる仕事かどうかが判ったし、相互に世間を支えていることも見えてきた。終息後の世界はどうか?人間社会はかなり賢くなって、無駄なものと必要なものが判別できるようになった。「便利だ」「借りれば楽だ」と世間に甘えていた体質が、自らが管理して護るという本来の形になるように感ずる。ほんまもん、本当のサービス、真面な経営を目指す人たちが増え、無駄な過当競争をせず、それぞれの生存分野を認めて共存していくという、私たちの価値観が大きく変るはずだ。いずれにせよ、この地球上で知恵を出し合いながら生き延びていく宿命にある。日本で収まっても、まだこれからの国もある。
2020. 5.21 ぼちぼち

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「景気はどーでっか?」「ぼちぼち、でんな〜」、「ほな、ぼちぼち行こか」。大阪人の時候の挨拶やシーン変化の際によく聞かれる言葉である。いったい語源は何なんでしょうか?また、麻雀をしている時「寺町、寺町やな」という言い方をしていた人もいたが、寺町には墓地があるので、そのように洒落ていたようだ。人間の世界を生きていくには、この「ぼちぼち」が心地よいのではないかと思う。ギラギラあくせくして前へ進んでいくのではなく、とにかく前を向いて歩いていく、時には駆け足で、またある時は立ち止まって、進んでいる。のろのろと"カメ足"だが、ゆっくりと目的地に近づいていることは確かである。まさしく人生はそれ!
2020. 5.20オリンピックマーチ

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今年開催のオリンピックは新型コロナの煽りで1年延期されたが、「オリンピック!五輪!」という盛り上がりは感じられない。56年前は、何でも五輪、三波春夫の東京五輪音頭が街中で聞こえたし、日本を代表する古関裕而氏の作曲で行進曲が作られた。当時私は中学生で、なぜかマーチが好きであったので、ドーナツ盤のレコードを買ってよく聞いたものだ。NHKのスポーツショーマーチと組み立てがよく似ているが、極めつけはコーダで君が代のフレーズが演奏され終わる。涙が溢れそうになるのは年齢のせいでしょうね〜。
2020. 5.19 9月スタート?

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知事の皆さんが9月新学期にすればとおっしゃっていたが、最近はマスコミが取り上げない。教育行政を触れば、入学試験、卒業がずれ込み、社会への参加が半年遅れることとなる。学年の区切りを7月末にするのか、8月末にするのか。その学年だけが、児童数、生徒数が増え、教室や先生の確保が大変なことになる。逆に前倒にしても、現場では同様に負担増となる。それを一気に「義務教育をこの9月から・・」と提言したところで、高校や大学が、2、3月の入試を延ばすとは限らない。めいめいが観念的に、世界標準だからと無責任な発言をされているが、首長の発言とは思えない。4月スタートは日本に馴染んだ文化である。
2020. 5.17ゴッド・ファーザー 1972(米・パラマウント)

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学生の時に見て衝撃を受けた映画をBSPでやっていた。マーロン・ブランドとアル・パチーノが主役を演ずるNYの暗黒街ストーリー、フランク・シナトラを思わせる歌手も登場する。相手の一番大切なモノを奪う、いわゆる"力"で牛耳るやり方である。ファミリーへの忠誠と裏切り者への報復、それに尽きる物語。事業継承のサクセスストーリーの色合いもあって、かつて幾度となくビデオで親しんだ映画で、懐かしく見ることができた。シリーズのパートU、パートVと同様、お気に入りである。少々暗いイメージだが・・・・
2020. 5.16 老いること (22) − 人生100年と言われているが・・・

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時代とともに、老人に対する世の中の常識は変化してきた。1.食老、2.殺老、3.棄老、4.養老、5.敬老。「食老」というのは、古代原始時代のことだろうけれども、恐ろしいですね〜。「棄老」は姥捨て山でしょうか?ところで、老化のメカニズムを研究、再生医療を施して「人生100年」と、話題にはなってはいるが、人間だけに与えられた感情、「不可能を可能にするという心意気」が大きな要素である。生きようという気力のない人には、到底100歳は無理でしょうね〜。健康寿命は女性74.8歳、男性72.1歳、70歳の男の平均余命は15〜16年、女は19〜20年である(2016)。健康が何よりですね〜
2020. 5.14 ワイヤレスに警鐘??

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携帯電話もそうですが、無線によってデータが飛び、音声や画像となって端末に送られて、人間の耳に入ってくる。確かにケーブルがないのでアクティブに動くことができる。舞台で踊りながら唄いながらのパフォーマンスには十二分に活かされていると思う。しかし・・しかし、イヤホンは脳の横にあって、電波による影響はないのか、とても心配である。たいへん複雑な脳と耳の間に異常があれば、手術もできない患部かも知れない。利便性を向上させるための新規格、おそらく強烈な電波で送信されているはず、効き耳の奥の脳が侵されているかも?
2020. 5.13 この業界?

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大手が絡む製造業はうまく生産調整をして製品の価格を保つようにしている。暗黙のカルテルで、独占禁止法違反の疑いはあるが、業界全体、裾野も含めて健全に生きていくための最良の方法?を、歴史に学んでいるのだ。ところが、この業界は、お行儀が良くない。売れるとなれば量産する、量産するから価格が下がり、熾烈な価格競争に陥る。原材料、諸経費は上昇しているけれども、製品価格は下降するという現象を、何度も経験しているが、学習はしない。新型コロナウィルスで世界中が機能せず、商品が作れずに生産調整を余儀なくされ、この際、"生きるということ"を基本に、見直してみるチャンス到来ではないか!
2020. 5.11 急かされてするものであらず

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新町通に面した平屋建の家から、引越しをして60年、住み慣れた自宅を壊すことになった。様々な情景が浮かんで来る。人生のほとんどが、この家を拠点としていた。昨年の暮れ住まいは香芝に移ったが、私にはこの家が原点である。レコードコレクションの売却から始まって、カメラ、オーディオ、本、家電、約1年かかって家財や衣類などを処分し、要るもの・使うものは、新居に運んだ。身の回り品はかなりスリムになったと思う。『断捨離とは、愉しみながらするもので、急かされてするものであらず』ということを学んだ。
2020. 5.10 カーネーション

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ゴールデンウィークから花屋さんには、カーネーションがたくさん出ている。この連休、ホームセンターがいつもよりも人が多いように感じたし、私も、母の部屋の電灯器具を替えたり、センサー付の天井灯に替えたり、簾を付けたりと、今年の5月の休みは、新型コロナの影響でいつもと雰囲気が異なる。ごちそうを買ってきたりして、一緒に食事に出掛けたりすることもなく、静かに自宅で大人しくしている。ところで日本では、母の日は5月の第二日曜だが、国によっては様々、2月のところもあるし12月もある。お母さんに、日頃の労苦を感謝することは万国共通である。
2020. 5. 9 静かに 健やかに 遠くまで

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城山三郎氏の書いた書物からの箴言集になっている。ビクッとする言葉もある。改めて城山氏の感性の豊かさに驚かされる。小説ではないので、新聞や雑誌のコラム集のようで、電車や時間待ちの時には、ちょうどイイ読み物である。時々ハッとする言い回しがあって、斜交いから見たり、また真裏から見たりと、物事をよりクッキリと見せてくれる。ボヤーと見えていたものをメガネを掛けたような気分である。たとえば、「会社に対する忠誠心と社長に対する忠誠心は違って然るべきですよね」は、なるほど、なるほど、と納得。
2020. 5. 7 とかくこの世は・・・

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予定どおりには行かないのが常で、決めた計画どおりに進むことは稀である。若い頃の定期テストの結果であれ、入試であれ、ほとんどの人は思うような結果にはなっていない。決めたとおりに進んでいくのは理想で素晴らしいことだが、完全でない人間社会が相手だけに、相手の取り方、応じ方によって結果は、少しずつズレてくるもの、いちいち腹を立てたり、喚いたり、嘆いていては身が保たない。修正や是正、また撤回や中止を決断せねばならない。この2020東京五輪もそうだ。予定どおりではないし、果たして来年、開催できるかも解らない。「言ったじゃないか」と迫ったところで、為るようにしか成らないものだ。
2020. 5. 6 おっ月さん

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お花見で一盃、お月見で一盃は、日本の伝承行事だと思います。ところが、お日さん、太陽を見ての一盃はないですね〜。眩しくてじーッと見てられないですね〜。満月のお月さん、三日月のお月さん、上弦であれ下弦であれ、満ち欠けがあって楽しいし、赤みを帯びている時もあるし、スーパームーン、大きく見える時もある。やはり、中秋の名月でしょうか、月見団子があって、お酒をいただくのは、最高ですね〜。東の空、西の空、朝に見える月、夕方に見える月、うさぎが餅つきをしていたり、お月さんには表情がありますね〜。
2020. 5. 5 初夏の日射しこどもの日

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新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、政府は5月末までの緊急事態宣言を継続した。まさに日本国民が正念場に立たされている。確かに、無駄な外出はしなくなったし、何とはナシに外へ出て気分を紛らわすこともなくなった。今から思い浮かべると如何に、外食をしていたか、また気分転換に外へ出ていたことか。家族以外の方々と話すことによって、社会のコミュニティーのカタチ作られていたことがよーく理解できた。ところでこの緊急事態宣言下、路上生活者や不法滞在者、保険に未加入の人たちの治療はどうされているのでしょうか?黄金週間もすでに5日、お日さんが夏らしくなってきましたね〜。
2020. 5. 4 焼きたてのパン / パンハウスみどりの日

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香芝の真美ケ丘においしいパン屋がある。何といってもパン生地が香ばしくて、弾力がある。さらに中に入っているモノ(餡やレーズン)がたっぷり入っていて、食べていて嬉しくなってくる。同じあんパンであっても、得をした気分である。つぶあんもあるし、こしあんも揃えている。2ヶ月ほど前、隣の楽器店でコンパウンドとオレンジオイルを買い求め、その帰りに"こんな所にパン屋さん"と入った次第。それからこちらに来る時には寄ってパンを買っている。自宅からは少し遠いのでわざわざは難しい。
2020. 5. 3 そのうち何とか・・・憲法記念日

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"♪銭のない奴ぁ俺んとこへこい 俺もないけど 心配すんな 見ろよ 青い空 白い雲 そのうち何とか なるだろう・・" 2番は、彼女のない奴、3番は仕事のない奴と続くが、ワハハの笑い声で終わる。なんと無責任な話だが・・・。一か八かでやってみるしかない。パンデミックで先が見えぬ時、植木 等のような底ぬけに明るい気持ちを持てば、何か結果が出るだろうと思う。自分一人の力なんてちっぽけなものだけど、頑張ってみることは素晴らしいことだ。私と同い年の内田 樹氏の自叙伝、ユニークな経歴の持ち主だと思っていたが・・・やはり・・・
2020. 5. 1 "おしゃべり?"が敬遠される理由

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"口は禍の門"と言われる、「アイツは口が軽い」、「おしゃべりだ」とレッテルを貼られると、いい加減な情報しか入ってこない。だから、何ごとも要らんことは口外しないほうが無難である。たとえ「喋らなかったから失ったもの」があっても、取り返すことはできるが、「喋ってしまったことで失ったもの」は、永久に取り返しがつかないものになる。「しまった!」と後悔しても、後の祭りである。「しゃべりか」「しゃべりでないか」は別として、"沈黙は金、雄弁は銀"である。黙っておれば、周りの方々が言ってくださるし、支えてくださる。ところで、最近、ラジオのアナウンサーの声が聞き取りにくいことがある。マスクをしてしゃべっているからでしょうね〜。

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