☆☆ き.に.な.る.ニュース ☆★2018.12▲戻る 普段より暖かい師走となりそうですね〜
でもやはり程々に寒〜いほうがイイです。
2018.12.28 ボーダーラインは、三日

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人間「慣れる」「馴染む」のは、どれくらいであろうか。・・・は三日で慣れる、・・・は三日で飽きると言われる。三日坊主とも言う。実際の話、旅行に行ったとしても、三泊までの旅行は、旅行に慣れる頃に帰ってくるので、息抜きやリフレッシュにはならず、やはり10日以上のんびりしないと、休暇の本気モードにはならない。そういう点で、我が日本人は、遊び方がうまくないのでしょう。全く別世界に浸ることが、人生をうまく活性化させるコツかも知れない。こんなことを言っている自分は、そんなバカンスを過ごしたこともないし、旅行と言えば、せいぜい2泊3日、人生の愉しみ方や時間の使い方が下手、貧乏性に育っていると思います。さーて、年末年始の休みは終活?断捨離か?、整理をしてみよう。
2018.12.27 目覚め

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10時から11時に床に就いて、トイレに一度も起きずに朝まで睡眠ができるのは、何か物足らないように感ずるのは、贅沢な話。一気に6時間、7時間寝られるのだから幸せ者である。ところが、数時間でトイレで目が醒め、あと3〜4時間寝られると思うと、儲けた気がしないではない。1時間ごとにトイレというのも困るが・・・ここしばらくは夜中には起きずに、目覚まし時計がなくても、必ず6時前後に目が覚める。疲れておれば、寝過ごしてもイイとおもうのだが、不思議な現象である。家内に言うには「夜中に目が醒めずに一気に6時間も寝られてイイ」と、「そんなものかな〜」、と人さまざまである。
2018.12.26 自らの信任を得るため?

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4月の統一選に合わせて、知事・市長を辞職すると松井吉村両氏が示唆、住民そっちのけで公明党との凝りを選挙で解消する。もしどちらかが信任されなければ、都構想は頓挫する。また2024年までに、夢洲駅に275mのタワービルを作る計画もあって、規模は1000億、人工島に高層ビル、あと5年でできるのであろうか?関空のりんくうタウン、中ふ頭のATC、WTCも鳴り物入りであったけれども賑わいにはほど遠い。またまた同じ失敗をやらかそうとしている。この「夢洲」構想だけが、万博とカジノが相まって招致活動が成功する保証はない。南海トラフの地震の被害、津波被害が懸念される大阪港の入口にある建物では、皆二の足を踏む。
2018.12.25世界捕鯨委員会から脱退

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IWCからの脱退を決めた日本、クジラだけを獲らないのはオカシナ話で、海の生態バランスが崩れてくる恐れがある。私が小さい頃は、鯨肉カツが普通で、豚や牛は高級品、それがある時を境にして、牛よりも高くなってしまった。捕鯨国であった日本の食卓をにぎわしてくれたクジラ、食文化を作ってくれたクジラである。おでんに入っていた「コロ」、ベーコンと称する「おばけ」にもお目にかかれない。世界基準のタガが取れて、独自の判断で捕鯨ができるが、節度を持って行動していただきたい。捕鯨に関して価値観が異なるので、どれが正しいとは言えない。この脱退によって、米英仏との軋轢が生じないようにせねばならないでしょう。 →【捕鯨について】 http://www.whaling.jp/qa.html
2018.12.24 退路を断つ

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決断をしたとき、後戻りはできないように、「退路を断つ」ことも大切である。"背水の陣"は、その一つで、後ろから敵は攻めて来ないし、兵は前へ進むしかない。兵一人一人の力は、1.5倍にはなるだろうし、布陣とすればいい形ではあるが、兵力に大きな差があれば全滅となる。特攻隊の突撃も片道の燃料しか積んでいなかった。現代では、会社を辞して独立をするとか、何もかも売り払って孤島暮らしをするとか、自分にとっていい形の"節"を作っていく人生には意味がある。決断をして死ぬ気で取り組む。物事をひとつひとつ進めば、自ずと道は開けてくるものだ。
2018.12.23 日本のお父さん、お母さん天皇誕生日

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今上陛下の誕生日で、最後の祝日である。天皇崩御ではなく譲位という形で、元号が代わる。どのような思いでお迎えになったでしょうか?美智子皇后の10月の誕生日も、国民の憂いを気に留められていらっしゃる様子でした。日本国民のお父さん、お母さんを30年も勤められ、たいへんな時代であったと、心を痛められているようにも感じます。経済成長にブレーキがかかり、消費税導入、東西冷戦が終了、そして大震災、大企業の統廃合・・。ザーッと振りかえっても波乱万丈の平成時代でした。天皇皇后両陛下におかれましては、お顔が神様のように穏やかになられています。
2018.12.22 "仮想敵"を想定する

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国内をまとめるには、仮想敵国を作り上げるとうまく行くようです。今の北朝鮮がそうだし、鬼畜米英とした日本もそうであった。中国は「一帯一路」のスローガンを掲げ世界制覇を狙っているが、対アメリカ政策を最優先としている。対日はその次で、日本への風当たりは穏やかである。個人も同様に、勝手にライバルを決めて、あいつには負けたくない、あいつに勝つまでは、と闘志を奮い立たせる人もいるが、どうも生き様としては褒められたものではない。周りの人にとって、あいつも含めて、迷惑な話である。「あいつに勝つ」ことが目的ではない。いつの間にか、日本が悪者に仕立てられているのは、そういう国のあり方なんでしょうね〜。
2018.12.21 距離に戸惑う

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この年齢になっても、人とお付き合いをするとき、お互いの距離感のズレに戸惑う時がある。「友だちやん」と言われても、友だちの距離感が皆それぞれ異なるので、一概に同じとは言えない。「親しい友だちだから年賀状は要らない」という奴も居るし、「年賀状は友だちの輪を保つ、だから毎年出す」というのも居る。例えば、いきなり自宅に来て、寝室まで上がり込むのはどうかと思うし、毎日のように会っていても心は開いていないこともありうる。いずれにしても、付き合う距離感は人それぞれで違う。家族だから全て話すというのも無防備、お互いの程よい距離が解るまでは時間がかかるもの、みんな塩梅が違うのだ。
2018.12.20 日本円が存在する

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日本円は、日本銀行が発行権を持っていて、いくらでも印刷することが出来る。ニクソンショック以降、ドルの威信が落ちても、相対的にドル安になってもアメリカは基軸通貨の権利を手放さない。いくらでも刷って刷りまくれば、世界の通貨として通用するからだ。ポスト・ドルを目論んで作られたユーロには期待できず、中国は元通貨圏を増やそうと虎視眈々と狙っている。世界の流れは別として、日本は自国通貨を持っているのは、素晴らしいことである。安倍首相は、円借款を武器に円の経済圏を作ろうと海外を飛び回っている。もし東アジアの通貨が統一でもされれば、身も蓋もない。
2018.12.19 現場がまわらなくなる

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ネット販売の影響でこの業界も窮屈になってきたが、何でもかんでもネットに投げて済ませるのは考えもの、規格や材質を追っかけて材料を探しても、流通在庫もなく、メーカーに問合せても、納期は3ヶ月先でトン単位で、という始末。海外モノが増え、不明ブランドの部品交換となれば、ネット検索ではヒットしない。そうなれば何年も前からの取引業者にお願いするしか手はない。しかし売り手も買い手も、団塊世代が現場を退けば、そこら辺のノウハウが全くなくなってしまう。いくら外国人労働者で頭数は揃っても、現場が回るワケがない。また材料証明書は日本のメーカーで、中味は中国もんが横行しているという噂、困ったものだ!
2018.12.18 れだん

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谷町筋より西へ下ったところに、隠れ家のような佇まい、れだんがある。場所は少し判りにくいが、一度行くと忘れはしない。友と語らいお酒を酌み交わすにはもってこいの店だ。ししゃもと燗酒だけでイイ、という訳にはいかない店で、料理は少々凝りすぎの感はある。色んな種類を食べたい人にはイイ店である。配膳の時に、持ってきた料理の説明をしてくれる。頭には入ったような入らないような、部分的にしか残らない。日本酒はどれでも500円、私は燗酒を所望した。コース料理3品で1,900円、7品で3,900円はお薦めできる。
2018.12.17所有よりも利用する時代に・・・

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モノを所有することに価値を持つ時代から、モノを持たずに利用することに価値を見いだす時代に変わってきた。持っておれば保管場所が要るし、メンテナンスもせねばならない。買った時、買った店との柵があって、なかなか手放せないのも事実、そんな煩わしさは不要。安全に走行するならば、自動車はレンタカーで十分、利用者は満足する。かえって色んな車種を試すことが出来るので、シェアするほうが維持費がかからずに気が楽である。平和な時代であるからシェアは出来るが、国家災害のような非常事態になれば、借りればイイという悠長なことは言っておれない。誰も貸してはくれないはずだ。
2018.12.16 ♪こんにちは、こんにちは、世界の国から

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2025年の大阪万博のテーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」、会場の隣にはカジノ、何ともおぞましい。パビリオンを作って人を集めるというやり方は従来と同じだが、経済の波及効果が2兆円というのは、どこから算出されてきたのか?費用対効果が見込めない結果に終われば、後遺症の方が大きい。千里万博はその後、新御堂筋や北大阪電鉄として、今も大動脈となっているが、大阪湾の人工島への鉄道や道路を敷いても、大阪の裏鬼門に当り、全く無駄な遺物になるのではないか?成功した70年万博の夢をもう一度と画策をしても、橋下松井両氏の不純な動機から出発しているので、必ずや失敗を呼び込む結果になるはずだ。
2018.12.15 老いること (9) − 年寄りだと周りが認める −

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今日は義父母の誕生日だ、ご両人とも鬼籍に入ったが、老いとは素晴らしいと思えるようになってきた。30には三十代の良さがあり、40には四十代の良さかある。その時にはその時の自分があって、若い時がすべてではない。確かに体力を気にせずに動けることは便利だ、一日寝れば疲れは取れて、興味津々、元気溌剌、眠たいな〜と起きにくいが、働くことができるのは、若い者の特権である。ところが、年齢を経ると、その若さがなくなり、少々の無茶が許されない。そこで自ら動くことが出来ないので、人に動いてもらわねばならない。自ずと忍耐力や説得力も備わってくる。というよりも、まず周りが老人扱いをしてくれるからでしょうね〜
2018.12.14社長繁盛記 1968.1

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森繁久弥の社長シリーズの中では、キャストが素晴らしい(←個人的な感覚)。早朝の少林寺体操が終わって、義父の宮口精二が社長の森繁に「君の会社は老朽化している」と苦言を言うシーンから始まる。まさしく生涯現役がテーマ?。若く初々しい松本めぐみ、岡田可愛、酒井和歌子、三枚目役の谷啓、小沢昭一、ベテランの脇役に藤原釜足、中村伸郎、そして常連の小林佳樹、加東大介、奥さまは久慈あさみ、司 葉子、マダム役は浜木綿子。大阪万博よりも2年前、愛知の明治村が出来た頃の映画でしょうね〜、讃岐の栗林公園も美しい。
2018.12.13 かざぐるま

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環境局の抽水所の壁に、かざぐるまが作られて置いてある。どういう理由で置かれたのかは判らない。職員の方が、子ども達のために作られたのでしょうか?紙で作ったものではなく、ペットボトルをカッターで切り抜き、羽根にして、シャフトの針金を通してある。古くからの形のかざぐるまも飾ってある。簡単な仕組みで、当然のごとく風が吹いてくると、クルクルと回る。近くの子ども達にはお気に入りの場所だが、幼稚園児が作るには、少し難しいが、小学校の高学年には十分にできると思う。
2018.12.12 憲法改正

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この安倍内閣で憲法を改正できるか、であるが、これは難しい問題である。条文にしても、手順にしても、複雑にしてしまうと決まるものも決まらない。例えば、男女平等という条文にしても、男女という文言を入れるかどうかである。入れなくても「人間として平等である。」と書いておればいい。それを男女同権、平等という文言によって、色々と問題が出てくる。大相撲の世界、歌舞伎や宝塚歌劇、男だけ、女だけの伝統の世界が存在する。それを憲法でどうカバーするかで、細かくなく、サラッと単純に明快に、条文作りをせねばならない。一国の安全を維持するため応戦できる条文は必ず入れていただきたいものだ。
2018.12.11 読み書き算盤

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江戸時代に流行った寺子屋、読み書きそろばん、であるが、最近はそれを"リテラシー"というそうだ。いかにも横書きだとスマートに聞こえるが、少しニュアンスが異なるように思う。物事に疑問を持つという含みが入るようだ。ここ十数年、ネット情報は絶対とばかりに、何でもネットに疑問を投げてはみるが、その答えが偏っていたり、いい加減であったりというのもある。ただただ、先人に教わる"読み書き算盤"ではなく、"リテラシー"的に「なぜ?」と自分で問いかけ考えてみることが、大切である。さらに人に訊ねる前に、自らアクションを起して調べてみる。本庶佑氏のごとく、時には教科書の内容を疑って見る、ことも必要である。
2018.12.10 メールアドレスを変更

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この春から、不要なメールは、発信元にその旨の手続きをしていたが、中にはIDやパスワードを何度も要求してくるので、面倒なので、アドレスを変更した。そのメールアドレスを変更して3ヶ月近く経った。毎朝スッキリとしたメールチェックを行い、余計なメールが舞い込んで来ない。実に爽やかである。かつて会員であったネット業者やシンクタンク、様々な所から日々受信していたものが、ほんの5、6便となった。今のところ別段の支障は感じられない。年齢を重ねるにつれ、整理はせねばならないが、WEBサイトやメールがヤリッぱなし、放ったらかしに、なっている社会現象は、どのように治まるのでしょうか?
2018.12. 9 ロックンロール・ミュージック

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The Beatlesが来日したとき、1曲目の曲が、これであった。チャック・ベリーの曲。さて"ロック アンド ロール"という語源は何か。ウィキペディアによれば、『古くからアメリカ英語の黒人スラングで「性交」及び「交合」の意味もあり、1950年代はじめには「バカ騒ぎ」や「ダンス」という意味もあった。60年代半ば以降には「ロック」という呼び方が一般化し、「ロックンロール」と呼ぶことは少なくなった』。チャック・ベリーは「ロックの神様」と呼ばれていて、The Beatlesがカバーした曲には"Roll over the Beethoven"がある。一般には、ロックの曲を世界中に広めたのはエルビスでしょうが、ジョン・レノンは、チャック・ベリーを崇拝していた。
2018.12. 8 AI?真珠湾攻撃

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エエッ?我が軍がホノルルを攻撃?燃料、兵器、戦闘機、兵隊数は、どうなのか?上官も上層部もしかり、首脳部は、本土のワシントンを陥落するつもりはないようだが、属国ハワイへの奇襲攻撃だと言っている。ここで自分が反対をしても、ひっくり返る訳でもない。自分は責任のある立場でもないし、ここは黙っておいたほうが無難である。米軍と一戦を交えることに反対すれば「お前は非国民か」と一蹴されてしまう。アメリカとの密約があるやも知れぬ・・・その場の空気をも読んで、AIが判断できるかどうか、おそらく難しいと思うのですが・・・1959年ハワイは50番目の州となる。
2018.12. 7 7700歩

4447
家内と一緒に、上本町まで地下鉄で行き、その界隈をウロウロと散策し、そのまま難波方面へ歩いていった。日本一交差点が近づいてくると、明らかに日本語ではない人たちが行き交う。日本に住んでいるで外国人、旅行者らしきアジア系、白黒様々・・・。「あと100年後、どんな国になってんねんやろ?」と話しながら歩く。30数年まえのNYマンハッタンがそんな感じであった。すれ違う女性がスペイン語をしゃべり、黒人女性がスーッと寄って来て腕を組む。自分をしっかり持っていないと、転げ落ちそうな街である。白黒褐黄が混在した雑踏、日本もそのようになっていくのが目に浮かぶようだ。
2018.12. 6 まだ言うてるワ、都構想!

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来夏の参院選までに住民投票をする、と吉村市長が言及した。自らの公約のけじめとして、ということらしい。身を切る改革と二重行政の解消という言葉はなく、住民のための行政とは思えない。やはり、府は大阪市の持つ固定資産税2,200億円が欲しいだけで、それを赤字解消の原資にしたい。惑わされてはダメだ。大阪市の解体は、まさしく大阪文化の消滅に繋がる。つまり区役所を拠点としたコミュニティー活動を潰して予算を捻出して、府の財政を建て直す、維新の冷酷さが見える。また在阪の国会議員、財界にもドンが不在、後ろ楯に乏しい大阪に国際イベントは考えモノで、さらに借金が増えるのではないかと、懸念が広がる。
2018.12. 5 Pリーグ

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Pリーグというボウリング番組がある。溌剌とした女性たちが戦い、トーナメント式で優勝を狙う。50年前には、ボウリングの番組がたくさんあって、中山、須田、並木と言ったプロボウラーが、よくTVに出演していたが、今はこれだけでしょう。ちょうど私の大学時代がピークで、至るところにボウリング場があった。当時1ゲーム300円は高く、早朝100円、18時以降は4〜500円であった。ブームが去れば、案の定TV放送は無くなった。こう考えると、TVは新しい大衆娯楽を浸透させるためのツールと言える。
2018.12. 4 それは"虚栄"や"道楽"から生まれた

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歴史を見てみると、世界の建造物にしても、日本の国宝にしても、時の権力者のわがままが発端である。その統治者が命令し、ピラミッド、万里の長城など、宮殿や城を築き、趣味に興じ、あるいは自分や母を奉り、神社を建立した。威厳を世に知らしめるためでもあり、隣国の客人を迎えるためのものでもあった。刀や槍、鉄砲など武器や兜や鎧の武具なども広い意味で、文化である。明治維新では、諸外国と肩を並べるために、西洋文化を積極的に取り入れ、現存する建造物に見ることができる。大日本帝国の威信にかけて、取り組んだのでしょう。しかし近年は、安っぽい直線的なモノしか、見られないし、文化というモノには程遠い。
2018.12. 3 人はなぜ「死ぬのが怖い」のか

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先日、前野氏の講演を拝聴し、厳しいタイトルの文庫本を買ったが、これが人間を取り巻く学問すべてを網羅している、「目からウロコが落ちた」ような爽やかな気持ちになった。科学、哲学、経済学と色んな切り口で、幅が広く、「死、生きること」を教えてもらった。帰納的アプローチ、演繹的アプローチの両方、さらに心理学が入ってきて、前野氏の専門は幸福学だそうです。"Happy" というのは単に気分がハッピー、幸福ではない。"Well-being" というのが日本語の幸せに近いそうだ。かなり奥が深い本です。
2018.12. 2好色一代男 1961大映

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但馬屋の世之介(市川雷蔵)は父(中村鴈治郎)の心配をよそに、世の中の女の幸せを願い、女遊びに夢中、勘当寸前の有り様、親父から江戸での修業を命ぜられ・・・雷蔵の流暢な大阪弁が和ませてくれる。江戸時代にこんな大衆小説があったとは、私たちは幸せである。・・・但馬屋は財産没収、日本脱出をはかろうと好色丸に乗って、南の島へ向って船出するのは滑稽である。監督:増村保造、原作:井原西鶴、脚色:白坂依志夫、夕霧太夫:若尾文子、お町:中村玉緒、利佐:船越英二、吉野太夫:水谷良重。
2018.12. 1世を憂える

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今や日本は、難しい時代に差し掛かって来たという気がする。米中ロの大国に囲まれて、半島の2国、さらに欧州の英仏独伊が行き詰まっている印象がある。新興のアジア諸国の追い上げが鋭いし、どのような絡みで世界が動いて行くのか、まったく判らない様相である。そんな中、国内では来年の国政選挙や地方選を睨んで、議員のリップサービスには閉口する。野党にはコレと言って施策も反論もなく、揚足取りをして抵抗しているだけだ。こんな情勢で、元号が変わり、五輪万博を迎え、国を治めて行けるのだろうか、と不安に思う。平和という包装紙がいつ破れるかも知れない、という不安は、年齢のせいでしょうかね〜。

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