土曜日の昼下がり、安芸灘を震源地（深さ６０km）に震度６弱の地震が発生した。大阪市内でも緩やかに大きく揺れるのを感じた。阪神大震災の恐ろしい体験から思わず電源などを切ってしまった。報道によると、広島県、愛媛県などで被害が拡大している模様。それにしても被害が大きくなければいいのですが・・・。数字が暗号になっていると唱えるＵ氏のことばを借りると、3x(2+4)=18 "18"はユ民族の好きな数で、ひょっとすれば「地震兵器」か？

自民党の党紀委員会が先日の内閣不信任案の採決の欠席した加藤氏を３ヶ月の役職停止処分にした。覚悟の上の行動なのでという加藤氏も歯切れが悪い。ひと昔前に河野氏らが離党して新自由クラブを結成したときのような勢いはない。もし自民党が野に下れば、加藤総裁のチャンスは巡ってくるが、政権与党での総裁はないと思う。もし就くことがあるならば余程人材不足なのか、膿を出すためか、どちらかである。

偶像崇拝を禁じるイスラムの教えで、アフガニスタンのバーミヤンの仏像が破壊されたというＣＮＮの写真報道があった。イスラム原理主義は今に始まったことではないが、聖都エルサレムでユダヤとイスラムが緊迫しているときに、なぜかと思う。イスラムは「仏教徒の国を敵にまわしてしまう」ことになる。「敵の敵」は「味方」ということになって、日本はユダヤに味方することになる。少々信頼性に欠けるニュースではないか。

ブッシュ政権になってから、米国の株式市場などが大幅に下落、景気が減速しているなど報道されている。日本もあおりを受けて、金融界や株市場などが揺さぶられていることは、承知の上のことだが、重要なことはクリントン政権とは、異質の政権になっていることだ。クリントンの時はほとんどがユダヤ閣僚で占められていたが、このブッシュには、全くいない。ブッシュは独立時の本来のアメリカに戻そうと躍起になっているともとれる。アメリカ内部で民族・宗教の争いが始まっている？

日本国内の経済活動にも海外的発想の戦略を用いて市場占有率を競っている業界がある。力で押し迫ってくる感じを受ける。一般大衆を取り込んでいくやり方であるが、ある規模以上に大きくなれば「やるしかない、突っ込むしかない」という判断になってしまうのでしょう。共存という発想は消えてしまうのが嘆かわしい。ここ数十年先の我が国が直面する潮流を見極めて、堅実な経済活動を願うばかりだ。正直な話、軟着陸をする方法は、どこの社長も解っていないのではないでしょうか？

世の中が狂ってきたことが、ここ数日の国レベルの事柄でよく理解できた。つい先日、国の最高決議機関で信任された首相が、与党の幹部に実質の辞意表明をしたことだ。公の席で信任をしておくが、実際は背信工作に動く。今までの日本なら、国の主(あるじ）たる首相の進退問題などは、野党はともかく与党は一切言えなかったはずだ。またその問題には触れないのが節度というもの。それは、そうでしょう！どこの世界に自分の親の足を引っ張る子供がいるでしょうか？親が子を殺し、子が親を殺す時代ですから・・・国全体が末期的症状にあるのでしょうね。まさに世は下克上時代の到来です。

不誠実な企業ほど利益をあげ、不正行為に対する制裁も甘い・・。最近の大学生が抱く企業イメージの意識調査結果を千葉県の麗澤大学が発表した。「不祥事に関った企業に対する罰則が緩い」に対し 84.2% が「そう思う」と答え、「企業は不正をやり得と考えている」は、61.7%にのぼる。「誠実な企業よりも不誠実な企業のほうが利益をあげている」と答えたのは、実に 68.2%だった。（朝日新聞より）

大阪は雨でしたが、東へ行くにつれて晴れてきました。名神・東名高速道路（多賀〜大垣）を通って、浜松の航空基地を見学しました。にっぽんの技術、やまと闘志は健在です。今度、息子たちを連れて来たいと思います。一分間に3,000発を撃つことのできる機関銃がありました。ロッキード、ジャンボ７４７、ＹＳ１１のプラモデルもありました。入場料は無料。午後４時まで。

管継手の各メーカーは、この春より価格の引き上げを発表している。適正利潤の確保を掲げ、実勢価格の立て直しに掛ける業界ではあるが、この値戻しはうまくいくでしょうか？販売価格は押さえられ小口取引、即納体制と、まさにとりまく環境は、厳しい情勢下にある。すんなりと市場価格が引き上がれば言うことなし。

東京ビッグサイトで開催したENEX2001第２５回地球環境とエネルギーの調和展が西日本展示場で行われた。出展企業は少なめであったが、ゆっくり見ることができた。エネルギー有効利用促進、省エネルギー推進事業など国レベルの助成をはじめ、省エネの取り組みをよく理解できた。川村社長が出席。

先端科学技術支援センター、オプトピア、高鮮度光科学研究センターを川村社長が見学した。研究支援､情報検索の先端施設を備えていて姫路工業大学も併設、試験・分析室も整っている。またSPring-8と呼ばれる施設では内外各種の研究員が、ここで作られる世界最高性能の放射光を利用して分析している。放射光は一日一回発生、最先端の研究現場は一周1436mの巨大な円形でした。

森総理大臣の去就が注目される。潔く辞任したほうがいいのではと感ずる。故小渕さんが倒れて密室で選ばれた森さん、「消去法で選んだ・・」「無難なところで・・」。しかしながら国民の目から見ても一国の首長には適さない人で、品格を疑う。言動が実に軽い感じがする。大国日本には、行動力、洞察力に加えて、重み、凄みが必要ではないか。

道徳が時間割から無くなってかれこれ４０年が経つと思う。人の道を教えられて、また人を助けて力になることを徳を積むという。歴史から学ぶことを基本とする。これは日本人の生き方、お手本であった。最近、歴史もバカにする輩がいるのが嘆かわしい。ところで、「庁」は以前「廳」と書いたが、事務的に仕事を進めるのではなく、「徳を聞く」ことによってはじめていい政治ができるのではないでしょうか。

商売人の大阪府の経営が末期的症状。実に情けないことだ。平成１４年度からの財政計画を発表をしたが、４事業は中止するものの見直し程度で、思い切った歳出削減には着手していない。聞いた話によれば、府の沈滞の流れは、２０数年前、革新系の知事(黒田了一氏)からだそうだが、それにしても早めに再建対策をしていれば解消できたのではと思う。何としても再建団体への転落は避けなければならない。太田さん頑張って！

今日、イスラエルの首相の選挙が行われる。和平推進派のバラク氏を押さえてタカ派のシャロン氏が当選すれば、和平交渉はまったく期待できず、「殺戮（りく）・破壊・侵略」を意味し、アラブ諸国では警戒感を増している。それは１９８２年に起きたパレスチナ人大量虐殺に至るレバノン侵攻の指揮官であったからだ。しばらくは「この世界のヘソ」から目を離せない。

マイクロソフト社がWindowsの新バージョンからＸＰに統一すると発表した。今回のバージョンアップはWindows９５に匹敵する大幅な改定となるようだが、使い勝手は如何に。世界市場に買い替えるパワーはあるのか、市場の成熟度合がWindowsの進化に付いていけない恐れもある。性能はどうかということより、パソコンを道具として何をするのか。が問題。

経済産業省が昨年１２月の鉱工業生産指数が前月比1.5%増、２ヶ月ぶりのプラスになった。昨年10〜12月期が前期比0.3%の増。7〜9月期1.6%より鈍化した。昨年全体の指数は前年比5.7%上昇の105.0.1989年以降の大幅な伸びとなった。もう少しこのままプラスが続いて、関連業界も少しは潤って欲しく思う。

大阪此花区のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの開業が３月３１日と決まった。大阪市も出資し、ＪＲも線路を移設し新駅をつくっての力の入れようだ。対岸の天保山ハーバービレッジからのシャトル船の進水式も行った。一大遊園地エリアとしては歓迎するのだが・・・。世界にひとつしかない日本文化を侵略されるのは、正直言っておもしろくない。

７年前の松本サリン事件で、当初犯人扱いにされた被害者の河野さんの冤罪を描いた映画が３月に上映される。警察は、捜査方針に従い動くが、その方向が間違っていたら、無罪の人を逮捕してしまうことがある。高校生が展開していくストーリーでそこの所にメスを入れた映画だそうだが、是非、観てみたいと思う。

毎年、スイスのダボスで開かれている会議が、連日ニュースで報道されている。先進国サミットがシナリオのある表舞台とするならば、ダボスは裏の会議とされていた。今年は森首相が出席をするからだろうが、昨年までは新聞に小さく掲載されるかされないかの取扱いであった。「ダボスでその年の世界経済動向が決まる」とまで言われていたが・・・。わが国もやっと認められたのか？奇々怪々！

国家試験問題漏洩、阪神大震災の後処理での収賄、外務省の幹部が機密費を流用、ＫＳＤ絡みの資金提供疑惑と「お金」にまつわる事件が、後をたたない。これだけ贈収賄がはびこるのは、いくら経済大国ニッポンと言われても、「わが国の社会構造に限界」が来ているのでないでしょうか？叩けば、まだまだ出てきそうだ。一旦膨らんだ経済を精算するには、一世代の時間を要するのではと覚悟を決めた次第。

大阪管工機材商業協同組合の新年賀詞交歓会が大阪厚生年金会館にて開催された。約４４０名が参集して、新世紀のスタートを切った。大阪組合では今年９月１３〜１５日、第１０回管工機材設備総合展を開催する。パーティーには､川村聡一会長と川村耕一社長と福枡知昭常務、営業の農沢課長が出席した。会長は当組合の顧問を務めている。

成人式のつどいで、二十歳になった皆さんがなっていないというのは、今に始まったことではない。もう既に十数年前から、騒がしい式典になっている。それまでは１月１５日以前に「はたち」になった成人者を招待する式典であったが、学年単位になったのも原因のひとつ。東京五輪、大阪万博以降に生まれた世代で、共通一次試験が導入され、受験のみの偏重教育も大きい。物は豊かなになったが、人間が生きる上で何が大切かを忘れているのではないでしょうか。２１世紀を担う若い世代を育てるのも大人の義務ですね。→［高松市長の挨拶］

橋本政権の時の省庁再編がスタートする。しばらくは、旧省庁間の綱引き、縄張り争いがあるだろうが、そんな内輪もめは大臣の強いリーダーシップよろしくまとめていただきたい。議員の先生方には試練のとき到来です。今までのように「足して２で割る」という安易な方法は考えもの。政治のことが解らないから、安直にそうしていたのかも知れない。もしも議員立候補資格を取得した者のみが国会議員になれるという制度があるなら、どうでしょうか？かえって腐敗を生むのかも。見通しにきく強い政府になっていただきたい。