民主党に政権交代するということが、ほぼマスコミの予想になりました。たいへん危惧するところです。
というのは、民主党政権になれば、経済浮揚政策が継続して行われない可能性が出てくるということです。
私の考えは次のとおりです。
民主党はかねてより、霞ヶ関の解体を唱えておりました。省庁に100人規模の国会議員を送ると言っておりました。官僚には東大卒をはじめ頭脳明晰な輩がたくさん居ります。その連中に真向から喧嘩を売りに出ていっても、権限は議員にあっても、所詮無理だと思います。役人のほうが、賢いからです。
さくらパパのような政治に経験のない議員が、霞ヶ関に行っても、全然仕事ができないということです。小泉チルドレンよりも質が落ちるかも知れません。真っ白な一年生議員に何ができるか?ということです。
実際にカワムラの役員を含めて全社員が入れ代わったら、会社を運営する上で、無理でしょう。半分ならなんとかできるかも知れません。それでも回らないと思います。業務上知っていることを知らないのですから・・・。領収証には印紙を貼ることから教える必要があるのです。そんな烏合の衆で、何ができるのですか?
官僚が提案する政策に対して、いちいち検証をする能力、つまり分析力、判断力、経験も議員には無い。当然バカにされる。省庁の内部の至る所で軋轢が起きる。
当然のことながら、官僚役人は賢いので、自らはのらりくらりと仕事をして、私たち国民に「どないかしてくれー」と言わせるまで、策を講じないことにもなる。結局、国民が犠牲になってしまう。
経済政策について、たとえば、中小企業への雇用政策、緊急融資などの対策については民主党にとっては、優先順位がうしろになる恐れもある。ここは、各省庁の官僚にしっかりしてもらわねばならない。
議員と官僚が対立すれば、国の機能が止まることになり、空転する恐れも出てくる。スキャンダルや不正なども、役人から漏洩している場合もありえる。安倍内閣のときの公務員規制に関して法律化するときに、閣僚の過去のスキャンダルが暴かれた。何人もの大臣が更迭され、辞任に追い込まれた。マスコミにもうまく操作して情報を流す手口は巧妙である。これは、官僚役人たちの抵抗の表われである。
おそらく、民主党政権になれば、官僚の大きな抵抗に遭遇して、まったく動かない政府に陥ることは確かである。
つまり、緊急策も停滞してしまう。経済も、そうなると思われる。
結局、言うだけの民主党、あれだけ唱えていたマニフェストの何も実現しないまま、空転する政府になってしまう。
民主党に役人を動かせるノウハウがあればいいのだが・・・。
民主党の政策で合点が行かないのは、国旗日の丸と国歌君が代に反対していることである。
小学校で国歌を教えない、国旗を掲揚しない。そんな教員の組合が、日教組である。
宮崎の中山議員が言っていたように「日教組をぶっ潰さねばならない」というのは、全くそのとおりです。輿石東という代表代行が居るが、これが癌である。日教組出身の参議院の国会議員で、民主党には7人も居る。社民党を合わせると8人。衆議院には2名いる。
子供たちに国歌も教えず、日の丸も教えない、日の丸の白は、骨の白で、赤は血の赤と教える先生もいるそうだ。紅白は不気味で、白と青の幕を張る学校もあるとか。「起立」「脱帽」と言えば、それは強制だ。と言う子供も増えているそうだ。実に嘆かわしい。
権利と平等だけをクローズアップして、責任と義務を教えない教師、そんな国家観のない子供を育てれば次世代の日本は危うくなることは、間違いない。
公立の学校に行かずに、私立に進む子供が増えているのは、その日教組のためだ。日本の学校が腐敗している。
外国人に参政権を与えるというのもオカシイ。国籍のないものに選挙権を与えるのは、道理に合わない。
まだ、自民党のほうが、まだマシかなと思っている、この頃です。(2009.8.25)
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